高熱にうなされたまま2019年が明けた。
夜中に嫁ちゃんがクレジットカードの保険担当者とやりとりをしてメディカルサービスを見つけてくれた。小さなギリトラワンガン島にもいくつか医療所があるようだが、クレジットカードの担当者が日本から連絡をして元旦にも関わらず対応をしてくれたのだ。
写真は撮れなかったが20代〜30代前半の若者3人が対応してくれて、その中の1人がどうやら医師らしい。ボク自身はデング熱を疑っているが、そういう検査はなく「風邪だろう」との事だった。
よく分からない注射を打たれ、薬をたくさんもらった。食後に飲むらしいが、包装されているにも関わらず匂いがキツイ。今ココでは保険が効かないので950000ルピアをクレジットカードで支払い、帰国後に請求する。
メディカルサービスから帰る途中に「EKA JAYA」の事務所があったので帰りのチェックイン時間を確認しておいた。日本でHPを見て調べている時に何度か時間が変わったりしてちょっと心配だったが現地で確認したのだから大丈夫だろう。チェックイン時間は10:30だった。
ホテルまで歩いて帰るのがシンドかったので馬車に乗ることにした。100000ルピアと言われたが遠くはなかったので70000ルピアにマケてもらった。
ホテルのレストランで朝食。ボクはナシゴレンを注文。嫁ちゃんはフレンチトーストだ。美味しそうなんだけれども今日も食欲は無くちゃんと食べられない。
部屋に戻り、インドネシアの怪しい風邪薬を飲む。匂いがキツイ・・・。
薬を飲んで部屋で寝ている間、嫁ちゃんが昨日のピザ屋のランドリーに洗濯物を取りに行ってくれた。25000ルピア/kgで87500ルピアだったそうだ。嫁ちゃん、1人で行かせてすまん。
昼頃に起き上がり、中庭のテーブルでランチにした。嫁ちゃんが屋台で買って来てくれたナシチャンプル(15000ルピア)と大晦日に食べようと日本から持って来ておいたカップの年越しそばを食べた。
そのあとプールバーに移動し、マンゴースムージーとミックスベリースムージーを注文。これを飲み干して、また部屋に戻って寝る・・・寝正月だ(悲)。
夜までウダウダ眠った。外は雨が降っているので夕飯もホテルのバンブーレストランで食べることにした。
竹で作られたこのレストランは、柔らかい灯りに照らされて気分は心地良い。
ビンタンビールを飲んだけれども味が分からない・・・味覚障害か?
チーズトロトロのこのハンバーガーも本当は美味しいのだろうな(涙)
ビンタンビール、ピナコラータ(ノンアルコール)、チーズバーガー、サラダを注文して合計259000ルピア。
体調が良ければこの雰囲気の良いホテルも楽しめるのだろうけれども、夕飯終わったら部屋に戻って寝る。元旦なのに残念・・・。
熱は下がったけれども体調は良くない。せっかく「パール オブ トラワンガン」に3泊もしたのに全く満喫出来なかった。ずっと寝てばかり。嫁ちゃんに申し訳ないので、いずれ「お詫びギリ旅行」をさせて頂こう。
いつものようにホテルのバンブーレストランで朝食だ。エアコンなんてなくても自然の風が心地よい。
嫁ちゃんは朝ごはんをちゃんと食べていたが、ボクは果物を少しだけ。
9:40にホテルをチェックアウトし、馬車にスーツケースを積み込み「EKA JAYA」へ。馬車は100000ルピア。
「EKA JAYA」のチェックインオフィスに到着。なにか外国人がすごい剣幕で受付の人と揉めている。受付のインドネシアの人は丁寧に説明しているのに西洋人が感情的に怒っている。チケットが取れてなかったのかな?
「セランガン(SERANGAN)港」行きのタグを荷物に貼られる。セランガン港行きの人は少ないみたいだ。
チェックインが終わったので、オフィス前の乗り場に向かう。
多数のボート会社の発着場所になっており次から次へとボートが来て、お客さんが乗って行く。
ボクたちのボートも来たので荷物を持って乗り込んだ。
船内にトイレはあった。そして予定よりだいぶ遅れて11:45に出港した。
ギリメノ、ギリアイルの島には沖に停泊してイカダ船で乗り降りしていた。そして15時前にパダンバイに到着した。ボクたちも行きに乗船した町だ。ここでほとんどの人が降りていく。その後15:50頃にレンボンガン島に寄港した。
17時頃にセランガンに到着。降りたところでタクシーがたくさん客待ちしていた。
ボクたちはスピードボートのチケットにバリの市街地までの送迎がついているのでそのシャトルバスに乗った。
18時には今回の旅で定宿となった「Febri's Hotel & Spa」ホテルに到着。バリの市街地からだと「パダンバイ」より「セランガン」の方が楽チンだと思う。ウェルカムデザートを食べながらチェックイン。
部屋まで移動。
タオルでこんなの作れるなんて・・・上手いな。
夜の街に出てみる。
明日から行く「コモド島」のプライベートツアーのために13000000ルピアほどATMで現金を準備する必要がある。ボクたちが申し込んだツアー会社はカードが使えないのだ。バリのATMは一度に引き出す上限が決まっているそうなので、何回かに分けて引き出した。
お土産を買いにスーパーに行った。
バリは国際的観光地だし、スーパーも立派で商品も豊富だ。ココでお土産をたくさん買ったが、嫁ちゃんはお目当のものが無かったらしく、この後1人でクタのスーパーまで行った。
ボクは荷物を持って一足先にホテルに戻る。
嫁ちゃんが帰りに吉牛を買って来てくれた。40000ルピア。・・・不味い。日本と同じ味にすればいいのに。
明日はコモドに向かいます!
6:15にホテルをチェックアウト。空港まで送迎してもらう。国内線ターミナルへ行くが道路が結構混んでいた。朝食の代わりにホテルが用意してくれた朝食ボックス(フルーツ)もX線チェックをしろと言う事で機械に通す。X線機器から出てきたらフルーツボックスが倒れて中身がぐちゃぐちゃ・・・。
荷物を預けるのが結構ギリギリだったので焦った・・・今朝見た夢が何度やっても国内線ターミナルにたどり着けない嫌な夢だったので正夢になりそうで怖かった。搭乗口へ向かう。
7:45にデンパサール国際空港(DPS)を離陸。ATR72-600という小型のプロペラ旅客機だ。
9:20にフローレス島のラブアンバジョ空港(LBJ)に着陸。
コモドドラゴンの壁画がお出迎え。でも結構雨が降っている・・・。
まずは預け荷物の受け取り。いたるところにコモドドラゴンの写真があり気分が盛り上がってくる。
迎えに来てくれていたガイドと合流し車に乗り込む。
コモドのツアーはkomodotrekkerという会社に予約していた。今回はボート2泊での3日間のプライベートツアーを申し込んでいた。リンカ島やコモド島でコモドドラゴンを見たり、マンタと一緒に泳いだり・・・しかしツアーガイドから車の中で言われたのが「天候不良のため出港できない。代わりに本日はホテルに1泊してもらう。ツアー内容を変更して洞窟探検などにしないか?」との事だった。え〜〜〜〜〜。
すぐには答えを出せないので一旦ホテルにチェックイン。「luwansa beach resort」というホテルだった。部屋に入るとゴミ箱の中身が捨てられていなかったり、タオルやシーツも汚いしいろいろ残念なホテルだった。
ビーチが見えるホテル内のレストランでランチにする。
食事をしながら「海の波も高いし、コモドツアーは無理かなぁ」と思いはじめてきた。この波や風の強さはキューバのカヨ・ラルゴ島を思いだす。
この先の天候を見ながら夫婦会議をし、このツアーをキャンセルすることにした。ボクの体調がまだ全快していないのに、綺麗なビーチやマンタを見ずにやりたくない洞窟を見たり、トレッキングするのは嫌だ。ココのランチ代とホテル代6500000ルピアを支払い、ガイドの空港からの送迎料金(タクシー代で5000ルピアくらいか?)を支払ってキャンセルすることにした。夕方ツアー会社の社長がホテルに訪ねてきて、交渉してキャンセル成立。コモドはまた天気の良い時に来ることにしよう。
その後、ホテルのフロントのお姉さんにお願いして、440000ルピアの差額を支払って飛行機を明日の便に変更してもらった。差額はATMから振り込まないと変更できないと言われたが、お姉さんが自分のモバイルバンキングから代わりに振り込んでくれた。ガルーダインドネシアの人と電話対応もしてくれてとても助かった。フロントのお姉さんに60000ルピアほどチップを渡した。お姉さん、テレマカシ!
夕飯はホテルまでの無料送迎があるイタリアンレストランに行った。雨も降っているし車も無いし他に選択肢もないしね。
リゾットとティラミス、オレンジジュース、スパークリングウォーターを注文して339000ルピア。オシャレな店だし結構高いな。
という事で意図せず知らないホテルに泊まり、意図せず良く調べてもいない高い店で食事をし、そして弾丸でフローレス島を去ることになった。
5:50にホテルをチェックアウト。ラブアンバジョ空港まで50000ルピアで送ってもらう。
朝早いので空港内もガラガラだ。
セキュリティゲートを出て、コーヒーを飲む。
搭乗開始。歩いて飛行機まで向かう。
昨日見たばかりのコモドドラゴンの壁画・・・
7:15に離陸。どれがコモド島やリンカ島なんだろう・・・。
1泊2日の意味の無いコモドツアーだったな。ただ往復してホテルで寝ただけだ(笑)。近いうちに必ずリベンジするぞ〜
8:35にデンパサール国際空港(DPS)に着陸。
昨日この空港を出発する時には、まさか次の日に帰って来るとは思ってもみなかったな。
到着ロビーに出てタクシー乗り場に向かう。その間にタクシーの客引きがたくさん寄って来るので交渉する。
空港から定宿の「Febri's Hotel & Spa」までタクシーで70000ルピア。
9:30にホテルへ到着。今回の旅での3度目の宿泊なのでレセプションのお兄ちゃんに笑われてしまった。「あれ〜?」みたいな(笑)
このウェルカムデザートも3度めか・・・。
なんと、部屋が空いていたので早めに入ることができた。ラッキー!そして相変わらずのタオルアート!
ホテルのプールに少し入ったあと、近所のランドリーに行ってみる。
奥からお母さんが出てきて手持ちのハカリで量ってくれた。20000ルピア/kgで合計50000ルピアだった。
日本食?中華?の『NAMBA』でランチ。
焼き餃子、水餃子、ソース焼きそば、スイカジュースx2を注文。安くて美味しかった。108000ルピア。
地元のスーパーに行ってみたが、ボクはまだ体調があまり良くなかったので外で座って待っていた。嫁ちゃんの買い物が終わってホテルまでタクシーで帰ることにした。バリはインチキタクシーも多いらしく、「ブルーバード」と書いてあるメーター式の車に乗る。似たような感じに似せたニセモノもいるので気をつけないと。ホテルまで8300ルピアで超安かった。
まだ体調が回復していないので、夕飯は嫁ちゃんが買いに行ってくれた。オススメのお粥屋があるらしくタクシーで1人で行って、店のメニューをLINEで送ってくれた。
買って来てくれたお粥を2人で部屋で食べた。1人で行かせて申し訳なかったな。早く全快しなければ!
9時過ぎにホテルの朝食。今日は果物をメインにした。そのあと昼過ぎまで部屋で休憩。
洗濯物を昨日預けたランドリーに衣類を受け取りに行った。とても暑かったので近くのショッピングセンターの店でマンゴースムージーを飲む。350000ルピア。ホテルまで歩くと汗だくになったので部屋でシャワーを浴びて着替えた。
タクシーに乗ってスパに向かう。
途中で嫁ちゃんが先日牛丼を買って来てくれた「吉野家」の前を通る。バリの旅行者が食べてあの味を日本の吉牛だと思って欲しくないなぁ。
「De Nyuh Spa Kuta」というスパへ到着。
ホテルからここまでは「BLUE BIRD」のタクシーで来た。メーターで44150ルピア。遠かったけれどもメーターだと安く済んだ。
60分のマサージを受けることにした。
まずはお茶を飲みながら説明を受ける。
花やハーブなどが入った洗面器で足を洗ってもらい、マッサージ部屋に移動する。
1時間ほど至極の時を過ごした。
終わった後のデザートと飲み物。
マッサージが終わった後、googleマップを見ながら海を目指して歩いていく。
狭い通りを抜けると観光地っぽくなっていて海も見えてきた。ダブル・シックス・ビーチだ。
ビーチにはカラフルなクッションが所狭しと並べられており、たくさんの人たちが海を見ながらくつろいでいた。
店のお兄さんが、空いているスペースにどんどんクッションを置いていく。
メニューをもらってそのあたりを歩き回っているお店の人に注文すると持って来てくれる。
ボクたちもビンタンビールを飲みながらくつろぐ。波風が気持ちいい。
夕日が沈む方向にクッションが並べられているので、心地よい波の音を聞きながら見ることができる。
飲み物だけでなく食べ物も注文できる。
日も暮れてきて、ますます良い感じの雰囲気になってきた。日本のビーチにもこんな感じの場所があればいいのになぁ。
暗くなって来たのでそろそろビーチから帰ることにする。
こんな感じのビーチバーもいいね〜。
近くのBINTANGスーパーマーケットでお土産を少し買う。
タクシーでレギャン通りの「MIE88」という麺のチェーン店に行ってみた。美味しい地元の店ということで嫁ちゃんが調べていてくれたのだ。
日本語のメニューもある。安くて美味い。これだけ食べて税込で111500ルピア。
食べ終わり「BLUE BIRD」タクシーの乗って「Febri's Hotel & Spa」へ戻って来た。正月からの体調不良が長引いてしまって何も出来なかったがとうとう最後の夜になってしまった・・・。
9時に起床して朝食。オムレツを作ってもらった。美味しい。
12時に荷物を預けたままチェックアウトし、バリ初日にも行った『LEMON TEA Spa&Salon』へ。ホテルのすぐそばにあり便利だ。
フットマッサージ1時間と腰マッサージを1時間受けた。全部で300000ルピア。
ホテルに戻り「デンパサール国際空港(DPS)」まで送迎してもらった。
香港航空にチェックイン。ちょっとだけ重量オーバーしていたけれども預かってくれた。
出国手続き後、ラウンジを探す。
上の階にプレミアムラウンジを発見。
薄暗くて落ち着いた雰囲気のラウンジだ。
軽食とデザート。ビールはヌルかったので白ワインにした。
19時過ぎに搭乗開始。
19:30ころ離陸した。さらばバリ島!また来るぞ〜。
1時間くらいして夕食だ。アルコールは有料だった(?)ようで今回は頼まなかった。
24時に『香港国際空港(HKG)』に到着した。
行きのトランジットで香港に来た時には1泊したが、帰りは2時間くらいしかないので空港内で待つしかない。夜中なのでガラガラだ。
成田空港行きの搭乗口あたりで座って待っている。
コーヒーを飲んでいたら搭乗開始し2時頃離陸。
離陸して1時間後くらいに夜食だ。素麺が嬉しいね。
6:30頃に成田空港に着陸。無事帰国した。今回、旅の前半は楽しめたが、正月から寝込んでしまって後半はまったく楽しめなかったし、嫁ちゃんにはとても迷惑をかけてしまった。ギリ島やコモドも目的を達成出来ていないので近いうちに必ずリベンジしよう。
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