朝ゴハンを食べに行くことにした。昨日は暗くなってからこの路地を入ってホテルに到着したので不安以外の何ものでもなかったのだけれど、この狭い路地は風情があってなかなか良いじゃん。また、迷路のように歩き回って表通りからホテルまで辿り着くこの狭い路地には、平気でバイクが中まで入って来てすれ違っていく。
路地を出た表通りの場所にも屋台がありフォーを食べる事にした。この屋台は麺やスープがインスタントだったけれどパクチーやモヤシがたくさん入っていてすごく美味かった。
フォーを食べたあと、通りを歩いているとココナッツのお菓子を売っているおばちゃんがちょっこり道端に座っていた。せっかくなので1つ食べてみる。10000ドンなので50円ちょっとかな。美味しい。
何やらTVで見たことがある顔の日本人がいたのでよく見てみたら庄司ディレクターだった。CXの「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?」の名物ディレクターだ。ボクはこの番組が大好きでよく見ている。世界中のいろいろなトコを知ることが出来、ボクの「死ぬまでに行ってみたい所リスト」にどんどん新たな場所が追加されていく・・・。今回、たまたまベトナムでのロケ現場に遭遇したのだ。「いつも見ています!頑張ってください!」と言って握手をしてもらった。
(注)セカホンの部分はオンエア後に追記しました
昨晩マンゴージュースがメチャメチャ美味かったジュースの屋台に行って、今度はドラゴンフルーツのジュースを買ってみた。20000ドン。
デタム通りにあるTNK&APTトラベルに行って、日本から予約しておいたサイゴン→ニャチャンの寝台列車の切符を受け取った。ここはバックパッカーエリアにあり今回のホテルからも近くて便利だ。
担当の柳澤さんから、ベトナムでナメられないよう現地の言葉も教えてもらった。何かあればこの言葉を言うと大丈夫・・・と。また、よく食事に行く美味しいお店も教えてもらった。とても親切にして頂いたので今度ホーチミンに来た時にはまたお世話になろうと思う。
一旦ホテルに戻ってチェックアウトをすることにした。途中、大音量の歌声が後ろから聞こえて来たので振り向くと、カラオケ屋台?のお兄さんが歌いながら歩いていた。公園には健康器具が置いてあり、若い人からお年寄りまで運動して汗を流していた。
ホテルのフロントのおばちゃんにチェックアウトを頼むと「支払いがまだだよ」と言われた。支払い済みのはずなので、予約したBooking.comのサポートに電話して確認してみたが、何故か
ホーチミン最大のベンタイン市場に行ってみた。ボクはどこの国に行っても市場や地元のスーパーには行くようにしている。観光客相手の店ももちろんだけれども、現地の人の生活をちゃんと見てみたいのだ。市場で値切り交渉をするのも楽しいしね。
観光地なのでTシャツもたくさん売っていて、アップル風やスタバ風(あくまで風ね・・・)の良さそうなTシャツを買ってみた。97000ドン。後で気づいたのだけれどこの店は市場の入り口近くのエリアにあり「FIXED PRICE」という看板を掲げてあってちっとも安くならなかった。同じデザインのものが別のエリアだと53000ドンだった。しまった・・・。買うのならば「FIXED PRICE」エリア以外だな・・・。
ベトナムと言えばコーヒーも有名なので、自宅用とお土産にベトナムコーヒーを買ってみた。豆が200グラムで専用ポットがついているものを2つで220000ドン。美人のお姉さんに安くしてもらった。
今回の旅行ではサンダルを持って来ていなかったので靴屋に行ってサンダルを買った。東南アジアによくある「どう見てもパチモノでしょ!」と思われるブランド靴が所狭しと並べられた店でコンバースの茶色のサンダルを買った。なかなか履き心地がいいな。
ホーチミンは海に面しているので魚介類も豊富だ。ベンタイン市場にも魚介類がたくさん売っていた。写真にあるようなカニの山盛りを「パクッ」と食べてみたいな。
市場の食堂でランチにエビとビールを注文した。合わせて160000ドン。見た目は美味しそうだったのだけれど、ちょっとこの店はハズレだった。エビがなんか砂の味がして美味しくなかった。市場の中には他にもたくさん食堂があるので今回はたまたまハズレだったのかも。
海を見ようと港を歩いていると「サイゴン湾のクルーズしない?」と呼び止められ、ちょっと面白そうだったから乗ってみることにした。水上マーケットもあるらしい。
ボク達だけを乗せたボロ船は港を出航しドス黒い湾の上を進んでいく。船頭のおじさんはなんか怪しい。埠頭に見えるコンテナ貨物やいかにも怪しそうなオトコたち・・・ボクたちは社会主義国に来ているんだという実感が湧いてくる。このまま拉致されないだろうか・・・?
水上マーケットだか水上生活者の家なのだかよく分からないエリアを通り過ぎ、社会主義国の象徴である赤い旗がど〜んと描かれている大型船の横を通りすぎ・・・どこに連れて行かれるのだろうか?と不安になっていたところ・・・
恐怖に怯えながら、ダルそうに足先で舵をきっていたおじさんを見ていると、出航地点に近づいてきた。
なぜか水上マーケットには連れて行ってもらえなかったけれど、無事に陸地に上がることが出来てやっと安堵したのである。もともと計画になかったサイゴン湾のクルーズ・・・近代的な街に生まれ変わる途上のホーチミンを湾の上から眺めることが出来て良い経験ではあった。
夕暮れの街を歩いていると西洋建築の建物もいろいろあった。フランスの植民地のなごりかな。そんな中、工事現場に日の丸が・・・日本の援助(ODA?)で地下鉄を建設しているみたいだ。便利になるのだろうけれど、あんまり近代的になりすぎるとちょっと寂しいな・・・。
トイレに行きたくなったのでコーヒーショップに入ることにした。スタバの目の前にあった地元(?)のコーヒーショップ「MY LIFE COFFEE」にあえて入ってみた。そこでエアコンに涼みながらしばらくノンビリした。コーヒーは一杯42000ドン。
仕事の帰宅時間になってきたのか、道路にバイクが溢れかえってきた。TVでやっていたけれどベトナムでは車を買おうとすると税金などが高くて例えば100万円の車だと300万円になり、庶民には到底手が出ないらしい。それでバイクが街に溢れかえっているのだけれど、今後、国民所得が増え、地下鉄など公共交通機関が発達すると、バイクが溢れているベトナムのおなじみの風景もだんだん見れなくなってくるのだろうな・・・。
バインミーを屋台で購入。20000ドン。フランスの植民地だった名残で
夕飯はTNK&APTトラベルの柳澤さんに教えて頂いたお店に行ってみることにした。サイゴン駅から20:30に出発する寝台列車に乗るためあまり時間はない。デタム26にあるというそのお店を探して随分歩いてやっと到着。急いでビールとエビとかた焼きそばを頼んで食べる。合計で172000ドン。オススメだけあって美味しかった。
ゆっくり食事をしたかったのだけれど急いでホテルに戻り、預けていた荷物を受け取ってタクシーに乗り込んだ。「ガーサイゴン〜!」と運転手に伝え夜のホーチミンの街を急いだ。駅は想像していたものより小さかったが年末だからか人はたくさんいた。
サイゴン駅の売店で水とビールを買った。夕飯はすでに食べているしニャチャンには早朝に到着するので食べ物は買わなかった。名探偵コナンやドラえもん、クレヨンしんちゃんの漫画も売っていて、日本の漫画文化はベトナムでも読まれているんだなぁとなんか嬉しかった。
20:30出発のSNT2はすでにホームにいた。重いバックパックを担いで列車に乗り込む。今日の列車の寝台は2段ソフトシーツの上段だ。2段なので空間が広い。
ベッドに寝袋を広げて自分の居場所を作り、貴重品なども寝袋の中に入れた。列車の係員がやってきてペットボトルのお茶をくれたので「フリー?」
明日の朝は早いのでビールを呑んで早めに寝ることにする。
明日に続く。
#誰かの役に立つかもしれないので、サイゴン駅で撮った時刻表を載せておきます。
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