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tabisuki
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レストランに行って朝ごはんだ。スープに麺を入れてアジアンヌードルにする。ビジュアルからして美味そう。やっぱりこういうアジアな感じはいいね。




朝食のあとはチェックダイブだ。この島では初めてのダイビングなのでスキルを見るためにもチェックダイブが必要だ。ビーチからエントリーしてドロップオフを沿いながら泳いでいく。リリーはハウスリーフのすぐ外側にドロップオフがある。ドロップオフとの境目には珊瑚もたくさんあり綺麗だ。ミノカサゴやクマノミなどもたくさんいる。チェックダイブなので水中カメラを持ち込めなかったのが残念だ。ドロップオフもそんなに深くなくて海底まで25メートルくらいらしい。ボクたちはOWなので18メートルしか潜られないけれども、それでもすごく綺麗な景色を堪能できる。この島のハウスリーフはすごく良くて超感動だ。


ダイビングが終わったら各自で機材を洗って片付ける。また明日も潜るのでちゃんと管理しておく。









ダイビングが終わったあとは水上ヴィラに戻って部屋の前の海からダイビングセンターまでシュノーケルをすることにした。ドロップオフが怖いので部屋に備え付けのライフジャケットをつけて泳ぐ。今度は水中カメラを持っていろいろ撮ってみる。クマノミもたくさんいるし、小さなサメもいる。







プカプカ泳ぎながらダイビングセンターの入江までやってきた。ここには潜水艦みたいなグラスボートっぽいものが係留されている。お客さんを乗せて海中を見せるのだろうけど、ボクは窓越しではなくやはり自分の目で景色を見たい。





シュノーケルのあと、ランチを食べるためにレストランに向かう。水上ヴィラからレストランまでは結構な距離を歩かなければならない。といっても10分くらいなのだが・・。桟橋の板が気持ち良さそうなので裸足で歩いてみる。照りつける太陽の温度で板が熱々!足裏が軽い火傷になってしまった・・・。
スタッフが掃除したり荷物を運ぶために自転車やカートで移動している。「自転車をレンタルできないの?」と聞いたらそれはスタッフオンリーだそうだ。仕方なく暑い桟橋を歩いていく。青い海、青い空、とにかく美しい。





そのあとはレストランでランチだ。まずはビールを飲んで軽く寿司などを食べる。暑い場所で飲むビールってほんとウマイな。

 



材料をいろいろ選んでシェフに五目焼きそばを作ってもらう。今日は少し辛めに挑戦。





中華鍋を使って目の前でサッサと作ってくれる。ピリ辛でウマイ。トムヤムクンと一緒に食べて体の中から温まった。





食事のあとは散歩しながら部屋に戻る。降り注ぐ太陽、青い海、南国の楽園だね。



見上げるとフルーツバットもいた。



部屋に戻って置いてあるシャンパンを飲んだ。オールインクルーシブだと気兼ねしなくて飲めるのがいいね。
ほろ酔い気分のままお風呂で洗濯をした。日差しも強いのでベランダに干しておくとすぐ乾くね。







夕方、エスカレーションのサンセットフィッシングに参加した。ドーニーに乗り込み、夕暮れの海へ出て行く。ブラジルでのピラニア釣りで1匹も釣れなかった雪辱を果たしたい。





他のドーニーも一緒に釣り場に向かう。海に沈む夕日がとても美しい。









停船し、餌をつけた釣り糸を海の中に垂らす。重りが沈んでいき海底にドスンと着底する。そこから少し巻き上げ海中で餌をゆらゆらさせる。時々アタリが来るがなかなか釣れない。餌をつけ海に投げ込み、アタリを感じて引き上げ・・・を何度か続けたが結局ボクと嫁ちゃんは1匹も釣れなかった。他の客も含めてたったこれだけ。大物のカジキやカツオが釣れないかな?と期待してたけど残念。まぁ、この仕掛けでカジキやマグロが釣れる訳ないけどね。








釣りから戻って夕飯だ。あまりお腹がすいてないので少なめにして部屋に戻った。
明日は朝からダイビングだ。今日は早めにおやすみ〜。


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今日はボートダイビングだ。朝食は軽くフォーっぽいアッサリ麺にしておく。









ドーニーに乗って「Madi Faru」というダイブポイントに向かう。このポイントはマンタのエサ場らしい。リーティの海ではマンタを見ることが出来なかったのでココでぜひ見たい。











海底の白い砂の周りに、ポツンとサンゴの塊が島のようになっている。ココがマンタの餌場らしい。着底し息を潜めて待っていると「マンタ」がやってきた!5〜7匹くらいはいる。実際の目で見ると予想以上に大きくて感動だ。大きな地球外生命体が宇宙を浮遊しているようだ。





ダイビングをはじめて20年以上(ほとんど潜ってないけれど・・・)、やっとマンタを見ることができた。言葉に表しきれないくらいの感動だ。このポイントでは長時間ずっとマンタたちが舞う姿を見ることができた。









マンタの姿を満喫したボクたちは女性ガイドのJUTTAさんの指示のもと浮上していく。減圧症を防ぐために3〜5mの深さでしばらく待機だ。

 



海面に浮上し「マンタ見れたね!」と喜び合った。さてとドーニに戻るとするか。









船にあがって機材を片付ける。そしてドイツ人夫婦と喜びを語り合った。興奮冷めやらぬままドーニは帰途へつく。















途中で海面近くでマンタぬ群れを発見!ドーニは停泊し、みんなはシュノーケルをつけてどんどん飛び込んでいく。ボクはシュノーケリングが得意ではないけれど飛び込んで見る。マンタは10匹以上の群れだ。今日はすごくマンタ日和だね。ツイてる!











ダイブセンターに戻って機材を片付けた。今日はもうダイビングをしないけど明日はまた潜る。
部屋に戻って荷物を置き、部屋のビールを飲みながらベランダのプールで塩抜きをする。そのあとレストランに行ってランチだ。今日は午後にアクティビティを何も入れていないので時間を気にせずゆっくり飲みながら食事ができるのが幸せだ。青い海、青い空を見ながらゆっくり食事をする。




レストランのそばにあるメインバーに移動してピナコラーダを呑む。極楽ですわ。向こうでは観光客が島に少ない昼間の時間帯に護岸工事をしていた。すべて人力。ノンビリだね。






海を眺めながらゆっくり歩いて部屋に戻ってきた。1島1リゾートだと広すぎないので、食事やアクティビティなどでの移動が少ないのがいいね。部屋で酔いを覚まし、ハウスリーフの浅いエリアで軽くシュノーケリングをした。このハウスリーフは枝珊瑚とかテーブル珊瑚とかホント多いなぁ。











今日のディナーではカツオの切り身をグリルしてステーキにしてもらった。わさび醤油をかけてジャパニーズ風。日本の味が美味しい。



 




リリーでも毎晩決まった時間に餌付けをしているそうだ。桟橋の方に行ってみると見物客が集まってきていた。魚たちも時間を覚えているのか、エイや小型のサメ、大型の魚などたくさん集まってきている。おじさんが餌を投げ入れると、すごい勢いで食らいつく。1mちょっとしかないサメでもその姿は大迫力だ。海の中ではこんなヤツらとは会いたくないな。








今日はモルディブで最後のダイビングの日だ。ベランダに出てみると水平線から虹が出ていた。水上ヴィラの中の玄関前の廊下はガラス張りになっていて海中を見ることができる。時折大きな魚が泳いでいる。
水上ヴィラの外に出て、朝食を食べるレストランまで歩いていると昨日一緒にダイビングをしたドイツ人ダイバーの夫婦がカートに乗せてくれた。レストランで軽めの朝食。











朝食後はダイブセンターへ。1本目は「Vilamendhoo Thila」というポイントだ。30mほどの海底から20mくらいの高さの山になっている。いざ出発だ。





今日のガイドはSASCHAさん。とても明るい男性でボクたちを和ませてくれた。ボートからエントリーするとSASCHAはグイグイ潜っていき「早く来いよ〜」と手招きしてくる。ボクたちは急いで潜行していく。すごい魚影の濃さだ。さすがモルディブ。




ボクたちはOWなので18mまでしか潜ることができないけれど、ドイツ人夫婦は30m近い深場を潜っていく。彼らとボクたちとの高低差を感じることで、より「浮遊感」を体感できる。









魚も多いがサンゴもたくさんある。イソギンチャクの中にいるクマノミかわいい。







たくさんの珊瑚や魚たちを見た後、ボクたちは浮上していった。そして3m付近でしばし待機。ダイブコンピューターがOKを出したら海面に浮上だ。離れたところからボートがボクたちの浮上ポイントまで迎えに来てくれる。









ボートに上がると暖かい飲み物や軽食が用意されていた。コーヒーを飲みながらぼんやりと海を眺める。

 




2本目のダイビングまでの間にシュノーケリングをすることになった。降り注ぐ太陽の光で海底までくっきり見える。そこに小さなマンタが泳いでいた。海底近くには他のダイバーたちが潜っており、彼らの吐く息の泡がボクたちが見下ろしている眼下から昇ってくる。上から見るとこういう感じでダイビングをしているんだなと思った。



今日2本めはマンタポイントの「Lili Manta」。マンタを見るのが楽しみだ。















浅い根に到着すると奥からたくさんのマンタがやってきた。こんなにたくさんのマンタなんて見たことない!10匹くらいがグルグル回っている。すごく近くまでやってきて幸せだ〜。このポイントは深くないので明るくて気持ちも落ち着いてゆっくり見ることができた。
今回のモルディブ旅行での最後のダイビングが大満足のうちに終わった。ダイブセンターに戻って機材を片付け、最後にJUTTAと記念写真を撮ってお別れした。







部屋に戻る途中の「AQVAバー」でビールを飲む。インフィニティプールとエメラルドブルーの海が繋がっていてホント地球の楽園だ。







一旦部屋に戻って着替えてからもう一度AQVAバーに行きランチを食べる。ハンバーガーとサンドイッチが美味しい。そして目の前のインフィニティプールでノンビリ泳いだりベンチに座ってお酒を飲む。極楽、そして風が心地よい。













夕方になり、17:30から予約しておいた「Tamara Spa」という高級マッサージに行く。ロビーの奥に繋がっている水上ヴィラの個室に入り、1人に2人ずつ担当の人がついてくれて全身マッサージを80分受ける。イタ気持ちいい〜。もちろん帰りにチップを渡す。

 




19:30からアジア料理レストラン「Tamarind」でディナーだ。海の上の個室もあったのだけれど、風が強かったので中の席で食べることにした。













 

予約しておいたコースのアジア料理はどれも美味しく、モルディブにいながら東南アジアの味を堪能することができた。



食事のあと、心地よい夜風を浴びながら桟橋を歩いて水上ヴィラの部屋まで戻る。










明け方からすごく強い風と雨だ。この島に来てから初めて天気が悪い。本日予約していた8:15出発のコーラルガーデンシュノーケルは雨と強風のため10時出発に変更だそうだ。ゆっくり朝ごはんを食べることにする。





暴風雨がおさまらず、結局今日のコーラルガーデンのシュノーケルツアーは中止となった。モルディブの綺麗な海の中をもう一度泳ぎたかったな・・・。











ボクたちが宿泊してる水上ヴィラとは島の反対側にある「Vibes」というレストランでランチを食べることにした。このリゾートの日本人スタッフ「ミキさん」がオススメしてくれたステーキとクリームパスタを食べるためだ。こちら側のエリアは少し遠いのでお客さんが少ない。ここでランチを食べたので、この島のレストランは一応全部制覇したのだ。




雨がなかなか降り止まないので部屋に戻ることにした。途中、メインバーに寄って1 杯だけ飲んで部屋に帰って来た。あらかじめ日本でダウンロードしておいた映画をiPadでノンビリ見る。
夕方雨が止んだのでダイビングショップに行ってみた。インストラクターのSASCHAさんに昨日のダイビング分のサインをログブックにしてもらったのだ。それと、他のスタッフが撮ってくれた水中カメラのムービーをDVDデータにしてもらった。ありがとう。






ディナーはいつものメインレストランだ。そしていつも陽気なワタナベさんがいた。ワタナベさんはモルディブ人のウェイターなのだけれど自分のことを「ワタナベさん」と名乗っている。日本人が覚えやすいからその名前で呼んでもらっているそうだ。本人はとても気に入ってるみたい。彼の夢はモルディブのローカルアイランドにペンションのような小さなホテルを作りたいとのこと。モルディブのリゾートはすごく高いので、彼の宿はリーズナブルに1泊80ドルくらいにしたいらしい。完成したらぜひ行ってみたいのでお互いFBの友達申請をした。モルディブの美しい海には何度も来たいけれども、毎回豪華なリゾートに宿泊するのは厳しい。ワタナベさんにはぜひ夢を実現して欲しいな。





夕食のあとは今日も餌付けを見に行ってみた。魚たちがちゃんとこの時間を覚えているのがすごいと思う。この餌付けを海の中から見たらどんな感じなのだろうか・・・。ちょっと怖いな。



部屋に戻るときにメインバーで1杯お酒を飲んで来た。とうとう今晩がモルディブ最後の夜だ。2週間の旅だったけれど、ダイビングを始めてからずっと憧れていた場所、そしてここに2人で来ることができ、一緒に潜ってマンタを見ることもでき、とても楽しかった。







部屋に戻ると室内にハネムーンの飾り付けがしてあった。ボクたちが夕食に行っているあいだにスタッフの人たちが飾り付けしてくれたのだな。ちょっと遅くなっちゃったけれどもハネムーンとしてモルディブに来て、最後に祝ってもらえてとても嬉しい。

明日はいよいよ帰国だ。












今日は帰る日だ。少し早く起きてレストランまで歩く。桟橋の上の自転車で走るスタッフに「Good morning!」











レストランに行く途中にあるダイブセンターに寄ってみた。インストラクターをはじめ、ボートクルーたちスタッフ全員の写真が貼ってあったのでパシャり。ジンベイザメツアーの掲示もあった。次にモルディブに来た時にはジンベイザメを見たいなぁ。







朝食はボクはヌードルで嫁ちゃんはお粥。このレストランでの食事も最後か・・・。和食は少なかったけれど、中華の種類がいろいろあったのでアジア人のボクたちとしてはとても助かった。また、毎食食べていたけれどココのアイスクリームがとても美味しくて、いつもパクパク食べていた。









 



今日は水中写真やビデオを撮影していないけれど、帰る前にハウスリーフでシュノーケリングをした。リリーのハウスリーフは透明度も良いしサンゴや魚もたくさんいるし、やっぱ綺麗で素敵な海だな。



部屋に戻って荷物を片付け、チェックアウトをした。迎えの水上飛行機が遅れているみたいで、時間があったのでバーで最後のカクテルを呑む。











1時間くらいした後、沖に停泊している水上飛行機に乗るため、桟橋のドーニーに乗り込んだ。船のすぐそばにはウミガメが泳いでいた。リゾートのスタッフたちが手を振って見送ってくれ、いよいよこの島ともお別れだ。









水上飛行機がイカダの横に停泊している。マレからこの水上飛行機に乗ってリリーに来た客と、リリーからマレに帰る客とが乗り換える訳だ。今日来た新しいお客さんも、この島で楽しい思い出を作れるといいね。







海上を滑走路にし水上飛行機は飛び立った。さっきまでいたリリーの島が眼下に見える。泊まっていた水上ヴィラの並びまで綺麗に見える。リゾートとはこれでお別れ。楽しかったなぁ。









飛び立って30分ほどで空港のあるフルレ島の隣にあるフルマーレ島が見えてきた。フルマーレは人口島で、マレと比べると整理され、綺麗な建物が並んでいる。ホテルなどの大きな建物も建設していた。







そして空港のあるフルレ島に無事着水。桟橋に降り立った。











水上飛行機を降りた後、一旦レストランのようなところで待たされた。その後マレの国際空港までバスで移動した。空港に着くとまずはスーツケースなど大きな荷物を預け、ゆっくり売店を見ることにした。お土産を買おうと思ったがやはり空港の売店は高いなぁ。とりあえず自分たちの思い出用にスノードームを買った。









15:30出発でスリランカのコロンボに向かうスリランカ航空の飛行機に乗った。





機内食を食べてるうちに1時間半ほどでコロンボの空港に着陸した。









モルディブのマレの空港ではお土産らしいものは何も買えなかったので、コロンボの空港でスリランカのお土産を買うことにした。スリランカは紅茶が有名だ。空港内にも紅茶のお店がたくさんあり、お土産用に小分けになっているものも売っている。



出発時間までは「LOTUS LOUNGE」でくつろぐのだ。











そして19:15出発の飛行機に乗って成田に向けて出発だ。9時間近く時間がかかるので、その間、おつまみを食べながらビールを飲んで、機内食の夕飯を食べて、機内食の朝食を食べてあっという間に日本についた。





成田は快晴だった。ボクたちは空港バスに乗って家の近くまで帰り、近所の「丸亀製麺」に行って親子丼とうどんを食べた。2週間ぶりの日本の味だ。嬉しい。
今回のモルディブの旅は、20年以上前にダイビングのCカードをとってからの長年の夢であり、そして長期ブランクがあったにも関わらず嫁ちゃんとダイビングを再開することができ、そしてマンタをこの目で見ることもできてとても幸せだった。今回はハネムーンも兼ねていたのでちょっと高めの旅行となり、なかなか気軽にできる旅行ではなかったけれども、モルディブの雰囲気も分かったことだし、今度はローカルアイランドに泊まるなどしてリーズナブルな旅でまた行ってみたいな。モルディブ大好き〜!




2016年、今年もたくさん頑張って働いたと思う。そろそろ年末年始の予定をたてようと思っているけれど、嫁ちゃんも仕事で忙しくてなかなか話が進まない。
2年前の年末年始にベトナムに行った時は、飛行機のチケットを7月末には買っていたのに、今はもう11月の終わり頃だ。そろそろヤバイ。
ここ何日か旅行サイトを覗いて見ているけれど、どこも信じられないほど高い。行く時期をズラせればいいのだけれど、今年は2人ともそんな余裕はないくらい忙しいのだ。

ちょっと高いのは我慢するとして・・・まずは旅のテーマが大事だ。悩んだ結果、今回の旅は「初日の出をアンコールワットで見る!」に決定した。
ボクは2012年に東南アジアをバックパックで旅しているので、アンコールワットは経験済みだ。しかし、嫁ちゃんは初めてだ。この先、まだまだいろんな国に行きたいけれども、だんだん年をとってくると体力がついていかない。まだ元気なうちに体力が必要な国に行っておきたい。と言うことで、たくさん歩かないといけないアンコールワットに初日の出を見に行こうと思う。

ボクたちはいつも出来るだけ安い航空券を買って、宿もネットや飛び込みで安いところに泊まることが多い。また、ベトナム縦断やら台湾一周やら、移動が多い旅をよくする。しかし、年末年始の休暇が短いのと、シェムリアップ近郊にはたくさん見る場所があるので、今回は同じ宿にずっと泊まることにする。年末までもう1ヶ月、ボクたちの希望のスケジュールでは、なかなか飛行機の空席が見つからない。仕方ないので、今回は「航空券+宿泊」だけのシンプルなSTWORLDのツアーに参加することにした。ツアーと言っても滞在中はほとんどフリーなので自分たちの好きにできる。チケットをおさえたので、これからいろいろプランを考えようっと。

今回初めてSTWORLDを利用したのだけれど、ちょっとビックリしたことがあった。いつもボクたちは海外旅行保険はクレジットカードに付帯しているものしか利用しないのだけれど、今回STWORLDの「プラスガード共済」に加入した。冬の時期、旅の直前にインフルエンザやノロウィルスにかかるかもしれない。もしかしたら田舎の親が倒れるかもしれない。ひょっとしたら急に仕事になるかもしれない・・・。そういう場合、直前の旅行キャンセルも保障されるというなんと安心な保険(共済)なのだ。また、旅行中の事故や病気などの保障はもちろん、次の旅行まで共済掛金が繰越されるというなんとお得なシステム!STWORLDの回し者ではないけれど、他の人にも教えたくなるほど良い保険(共済)だと思う。

行き先も決まったし、これからいろいろ考えるぞ〜。

日本からカンボジアに行くにはビザが必要だ、現地の空港などでもビザを取得出来るみたいだけれども4年前にカンボジアに行った時と同様、事前にe-Visaを申請することにした。 カンボジアのe-Visa申請サイトから申請するのだけれど、ググれば申請方法の解説ページがたくさんあるのでそれらを参考にして申請する。1人37ドル+決済利用料がかかる。



デジカメで写真を撮って、申請サイトで記入していく。ここでひとつ注意点。公式ページでは写真は「400x600ピクセル」もしくはその比率でと書いてあるのだけれど、今回その比率でデータをアップすると、出来上がったe-Visaでは写真が横伸びしてデブちゃんになっている。4年前も同じように横伸びしてデブちゃんになってしまった。後でいろいろググると比率が違うみたい。e-Visa公式ページの情報が4年前からまったく訂正されていないなんてどうなのよ・・・。 申請の次の日にはe-Visaがメールで送られてきたので2部ほど印刷し、一応iPhoneにもpdfデータとして保存しておいた。


アンコールワットで初日の出を見る!
ではその他の遺跡はどうするか?
前回行ってとても良かった「ベンメリア遺跡」にはぜひ嫁ちゃんを連れて行きたい。「天空の城ラピュタ」のモデルになったのでは?と言われており日本人に大人気の場所だ。
他にはアンコールワット周辺の「アンコールトム」や「タ・プローム」は当然行く。今回の旅でフリーなのは大晦日から3日間だ。そこで

12/30 カンボジア入国
12/31 ベンメリアなどの遠い遺跡めぐり
1/1  アンコールワット初日の出、アンコールトムなど周辺の遺跡、プノンバケンの夕日
1/2  じっくりアンコールワットをめぐる
1/3  カンボジア出国

ということにしよう。アンコールワットやアンコールトムなどはシェムリアップの中心地から遠くないのでなんとかなるだろう。しかし、ベンメリアなど遠方は足の確保が必要だ。今回、年末年始ということもあり、観光客がたくさんいることを考え、遠方への遺跡めぐりだけは事前にツアーで予約しておくことにした。

ちょうどベルトラのツアーで「ベンメリア、コーケー、ブレアヴィヒア観光+昼食夕食付き」があり、1人108ドルだった。早朝出発し、遺跡を巡りながらランチ、そして夕飯を食べてからホテルに夜戻ってくるのだ。移動距離が長いため、今回は自力ではなくこのツアーを申し込んだ。

航空チケット、ホテル、遠い遺跡ツアー。これらを無事確保できたのであとは何とかなるだろう。




早朝5時にタクシーで家を出発。成田行きの空港バスに乗る。
今回の旅の宿はずっと同じなので、荷物はバックパックではなく、2人で1つのスーツケースを持って行く。



7時ちょっとすぎに成田空港第一ターミナルに到着した。年末なので入り口に門松が飾ってある。

 



事前に予約しておいたルーターを受け取りに、北ウイングのGLOBAL WIFIに行ったのだが、07:30まで窓口がオープンしないということで先にベトナム航空の窓口に行って荷物を預けた。今回はハノイ経由のベトナム航空でシェムリアップへ向かう。ネットでWEBチェックインをしていたのでチケットはすぐにもらえた。









ルーターを受取り、出国審査を受け、いつものKALラウンジへ急いだ。「プライオリティパス」を持っていなくても「ダイナースカード」を持っていれば利用できる。
そこでミニカップ麺やおにぎりを食べながら早朝の空腹を満たした。サーバーでジョッキに注いだビールも、もちろん飲むのだ。

 







成田空港を予定通り10時に離陸した。今回の飛行機はボーイング787だった。高性能の787に乗るのは久しぶりだ。液晶シャッターで窓の明るさを調整できるのが便利だ。
ドリンクを飲める時間になったので「ビアハノイ」を頼んだ。2年前にベトナムへ行って以来の「ビアハノイ」だ、美味い。




しばらくして機内食が配られた。あまりお腹が空いていなかったので、パンやサラダは食べずにメインディッシュだけにした。ビールは「HALIDA」というベトナムビールの銘柄にしてみたが、あまり美味しくなかった。ワインを飲みながらノンビリ過ごしていると現地時間の13:55に予定通りにハノイのノイバイ空港に到着した。そこでトランジットだ。年末だからか、乗り換え窓口はとても混んでいた。

 

 


ノイバイ空港の国際線ターミナルビルは新しくて綺麗だ。日本が建設したらしい。ちょうど2年前にベトナムへ行った時に運用を開始した新しいターミナルだ。
シェムリアップへ向かう飛行機の搭乗口を先に確認し、ターミナルのファストフード店でチキンフォーを2人で1杯食べた。4ドル。ちょっと高いけれど、トランジットではあるがせっかくベトナムの地に降り立ったのだから良しとしよう。







シェムリアップへ向かう飛行機はエアバスA321だ。787よりは小さいし各席にはモニターが無い。簡単な軽食を済ませると、眼下に赤いメコンの大地が見えてきた。
17時過ぎにシェムリアップ国際空港へ到着した。以前カンボジアに来た時には、タイから陸路で入国したのでこの空港に来たのは初めてだ。
入国審査には長い列が並んでいたけれど、ボク達は事前にビザを取っていたのでラクだった。団体客などは空港でビザ取得の手続きをしていて、とても大変そうだった。

 

 



自分たちの荷物を受け取り、STWの同じツアーのお客さんが全員揃うのを空港ロビーで待った。みんな揃ったところで大型バスに乗り込み、ホテルを一軒ずつ巡りながらお客さんを降ろしていく。ガイドのSTWのソパンさんは日本語がとても上手だ。ツアーじゃなければ自分たちで行動できるのだが、ツアーの場合、客が揃うのを待つのに時間がかかってしまう。





空港から市内へ向かう道路は年末年始で大渋滞だ。日本をはじめ、世界各国からの旅行者たちが集まっているのだろう。一軒ずつホテルを巡り、ソパンさんが客のチェックイン手続きをするのをひたすら待って、次のホテルに向かう。今回の道順でいうとボウたちのホテルはは6番目だ。シェムリアップ市内はなんとなく土地勘があるので、3番目のホテルの時に、ソバンさんに「自分たちで歩いて行くから」と頼んでバスを降りた。GoogleMapを見ながら「シティリバーホテル」宿まで歩き、無事チェックインした。あのまま他の客のホテルの手続きまで付き合っていたら何時間かかるのだろう・・・。

 







 

部屋に荷物を置いて、すぐにパブストリートへ向かった。相変わらず賑やかな通りで人々で溢れている。空港から時間がかかって遅くなってしまったので、このあたりの散策はまたにするとしてテキトーな店で夕飯。いろいろ食べてサービス料込みで15ドルだった。久しぶりのアンコールビールも美味い。食後に屋台でマンゴーシェークを飲んで1ドル。新鮮で美味しい。









観光客向けの「ナイトマーケット」にも行ってみる。8ドルの象のお土産を3ドルにまけてもらう。途中にある怪しいマッサージ通りのでフットマッサージも2人で30分で5ドルにまけてもらった。以前も来たけど、このマッサージ通りは結構アヤシイ・・・。








賑やかなパブストリートに戻ってきたら特設ステージでアイドルだか歌手だかDJのパフォーマンスで盛り上がっていた。大勢の人たちが集まって盛り上がっていたので、2階の「TEMPLE」パブに行き、ベランダからピナコラーダ(5ドル)とカンボジアビール(1.5ドル)を飲みながら眺めていた。


ホテルに戻る途中、カクテルカーが何台もあった。明日ゆっくり行ってみよう。
今日はカンボジアに到着したばかり。明日も早いので風呂に入って早めに寝ることにする。



朝5時過ぎに起床し、ホテルのレストランで朝食。フォーを食べる。麺の種類も選べて美味しい。
ビュッフェでいろいろ食べられるのだけれど、今から長距離移動なので少なめにしておく。



今日はベルトラのツアーに参加し、1日かけて「ベンメリア遺跡、コーケー遺跡群、プリア・ヴィヘア」を周る。シェムリアップから遠く離れた遺跡ばかりなので、移動も大変なハードスケジュールだ。
06:25にピックアップの車が来て、そのあと参加者の各ホテルを周って出発だ。
ガイドはポンさん。事前にベンメリア5ドル、コーケー10ドル、ブレアビレア10ドルの計25ドルのチケット代金を渡す。


朝早くにベンメリア遺跡に行くのは、ポンさん曰く「朝早いと中国人が少ない」らしい。昔は日本人しか来なかったが今は中国人の観光客がすごく多いそうだ。
8時前にベンメリアのチケット売り場に到着した。まだ観光客はまばらだ。













 

 


「天空の城ラピュタのモデル?」と言われて日本人に大人気の「ベンメリア遺跡」。1時間ほどポンさんの案内で回廊をめぐる。ボクは以前にもベンメリア遺跡に来たことがあるのだけれど、今回は見学用の通路が作られていて下に降りられなくなってしまっていた。4年前に来た時よりも「ラピュタ感」が随分減ってしまっていて少し残念。





 




09:40頃、コーケー遺跡群のパラサット・プラム、パラサット・ルンに行く。もともと予定になかったのだがポンさんが連れて行ってくれた。パラサット・プラムは遺跡に木の根が血管のように巻き付いていた。パラサット・ルンの中には丸い石が祀られており、これはヒンズー教のシバ神の性器だとか・・・。

コーケーの巨大なピラミッド「プラン」はとても大きくて高い。木で作られた仮設の階段を頂上まで登り、見渡す限りの森が広がる広大な大地はとても圧巻だ。

 






コーケー遺跡群の見学が終わった後、遺跡の前の店でツアー客みんなとランチだ。長いテーブルの前に座り、何品か大皿に盛られた料理が出てくる。お世辞にも美味しくはなかったけれども、ツアーに含まれている食事なのでこんなものか。アンコールビールのビッグボトルを別途個別注文した。3ドル。カップルで来ている人、女友達で来ている人、父と息子で来ている人、ファミリーで来ている人、いろんな人たちが食卓を囲みながらギコチナイ話をしてランチの時間が過ぎて行く。












次はタイとカンボジアの国境沿いにある「プリア・ヴィヘア」だ。タイと長い間領有問題で争っていたため、最近まではタイ人かどうかを調べるためパスポートが必要だったらしいが、今は必要ない。13:50頃にプリア・ヴィヘアのチケットセンターに到着した。複数の4WD車に乗りかえて急な坂道を登って行く。途中チェックポイントがあり、車を降りてそのあとは山道を歩く。

 



















山道を登り始めると、カンボジア国旗とユネスコの旗があった。プリア・ヴィヘアはユネスコの世界遺産に登録されているそうだ。
長い通路を歩き門をくぐっても、また長い道は続く。何度かそれを繰り返しているとやっと山頂に辿り着いた。ココから見下ろすカンボジアの大地はとても広かった。端まで行って記念写真を撮ったけれど、高くて風が強く、下を見るととても怖かった。
帰りも4WDに分乗して16時過ぎに下山し、麓でバスに乗り換えた。

帰りは250kmの道のりをひたすらバスは走り、19時過ぎにシェムリアップに到着した。このツアーにはディナーも含まれているため、高級そうなレストランの前で止まった。
しかし、ボクと嫁ちゃんは考えた。「今日は大晦日だ。このままランチの時のようにギコチナイ話をしながら知らない人と過ごすのか?」ボクたちは即座に決断した。「ディナーは食べません。ここで別れます!」他のツアー客はポカンとしていたが、ディナー代なんて惜しくない。ボクたちに必要なのは楽しい時間だ。

 










レストランで別れてホテルに向かう途中でお祭りのようなものを発見。たくさんの人たちが集まっていて楽しそうだ。お腹が空いていたのでまずは屋台でバナナクレープを買った。1ドル。
その後、海老と肉が入ったフォーを食べる。1ドルと3000リラ。超美味しい。屋台広場の奥ではカラオケ大会をやっていた。

一旦ホテルまで戻る。明日の朝はアンコールワットで初日の出を見たい。宿泊しているホテルはあまり大きくないので明け方にはトゥクトゥクはいないだろう。そこで、いまホテル前に止まっているトゥクトゥクと交渉した。アンコールワットの朝日を見る(ための往復料金)だけで「15ドル」と言われたが、いろいろと交渉して朝日から夕方まで1日チャーターで「20ドル」にしてもらった。明日の朝は04:30に出発だ。

 










繁華街のパブストリートに繰り出した。新年のカウントダウンに向けてたくさんの人たちが集まって来ている。オールドマーケットのそばにある屋台街の「168番屋台」で野菜焼きそばの卵乗せを食べた。焼きそばが1ドルでアンコールビールの缶2本が2ドル。麺はインスタントだけれどメチャうま。これはまた食べたい味だ。食後のデザートにフライドアイスが2.5ドル。冷たい鉄板の上でクレープみたいにアイスを伸ばし作っていく。マンゴーやほかの果物、チョコッチップなどを乗せてすごく美味しい。原宿あたりでやればパフォーマンスとしても面白いし流行りそう。

 









パブストリートの舞台でカンボジアのアイドル歌手みたいな人たちが何組も歌っていてテレビ中継もしていた。ストリートは溢れんばかりの人たちで埋め尽くされていて、観光客、現地の若者たちで大賑わいだった。身動きも取れない状態ですごい熱気の中、カウントダウンがはじまった。タイガービール(2ドル)を飲みながら一緒に盛り上がっていると、西洋人の陽気な若者が一緒に乾杯をしてきた。楽しい。そして2017年を迎えた。「あけましておめでとうございます!」
2時間ほど楽しんで、ホテルへの帰りに雑貨屋で水とビールを買った。3000リラ。
明日はいよいよアンコールワットで初日の出を見る!



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