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tabisuki
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キューバに行くにはツーリストカードがいる。
都営大江戸線の「赤羽橋駅」の近くにあるキューバ大使館の領事部に必要書類を持って申請に行ってきた。手続きして10分もかからずツーリストカードをもらえた。

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ここ数日ずっと旅行日程を検討している。1ヶ月近い旅とはいえ、調べれば調べるほどメキシコには見てみたい場所がたくさんあって困ってしまう。
サンクリストバル・デ・ラスカサスのあと、パレンケ遺跡を見て、そのあとグァテマラのティカル遺跡を見たいと思いはじめた。メキシコからグァテマラへ国境を超えないといけない。いろんな人のブログを見てみると結構大変そうだが楽しそうだ。



 そこで「地球の歩き方」にも掲載されている現地(パレンケ)の旅行会社である「KICHAN BAJLUM」に問い合わせてみた。すると、サンクリストバル・デ・ラスカサスからAgua Azulなどの滝を見てそのままパレンケ遺跡を見て、またサンクリストバル・デ・ラスカサスに戻るツアーと、パレンケから国境を超えてフローレスに行き、ティカル遺跡を見て再びメキシコに入国してチェトマルまで連れて行ってくれる2泊3日ツアーを発見した。そこで、パレンケ遺跡を見た後にサンクトまで戻らずにパレンケに泊り、翌日ティカル遺跡のツアーに参加するということはできないか?と聞いてみると大丈夫との事だった。
 これはラッキーと思って喜んでいたのだが、何度か英語でやりとりをしているうちに、「結構な時間を君とのやりとりに割いているんだ。いい加減決めて50%払ってくれよ。」と言われた。どうやら分からない事をいろいろ質問しすぎてちょっと怒らせてしまったらしい。
 すぐに払おうと思ったのだが、このサイトからはクレジットカードでの支払いが見当たらない。銀行口座を指定され、「ここに振り込んで」と言われたのだけれど日本からメキシコへの銀行振込は手数料もハードルも高い。最終的にはPaypalが使えると分かり、やっと振込むことができた。


旅行期間中はいつものように成田空港でwifiルーターを借りようと思ったのだけれどHPで国や渡航期間を入れて見積もってみたらなんと6万円オーバー・・・。1ヶ月近い旅ではあるけれど、こんなに高いのか・・・。ということでプリペイドSIMを買い、いつも使っているiphoneに挿してそのまま旅行中も使うことにした。
ボクが使っているiphoneはdocomoの6splusだ。。まずはmydocomoのサイトでSIMロック解除の手続きをした。

今年の元旦はカンボジアの世界遺産「アンコールワット」で初日の出を見た。今回の旅では是非ともメキシコで初日の出を見たい。ちょうどその時、ボクたちはプラヤデルカルメン(Playa del Carmen)にいるはずだ。そこで世界遺産「チチェン・イッツア(Chichen Itza)」で初日の出を見ることにする。

ネットでいろいろ調べると「Travel Toe」という会社がやっている「チチェン・イッツアの朝日とセノーテスイミング」というのを見つけた。



メールで問い合わせてみると、元旦の朝もツアーをやっているそうだ。プラヤデルカルメンのホテルからチチェン・イッツアまでの送迎とガイド、セノーテでのスイミングが含まれて2人でトータル338US$だそうだ。ちょっと高い気はするが、他の現地旅行代理店(主に日本人経営)に聞いてみると送迎だけで400US$とか言われた。このツアーは夜中にピックアップしてくれるしセノーテで泳げるし、ココに頼むことにした。ただ残念なのは、泳げるセノーテがぜひ行ってみたかった「セノーテ・イキル(Ik Kil Cenote)」ではなく別のセノーテだそうだ。そこも美しいらしいが、メジャーなセノーテ・イキルには行ってみたいなぁ・・・。ちなみに最低4人揃わないとツアーは開催されないらしいが一応予約しておくことにする。






メキシコの国内移動の主役は飛行機とバスらしい。特にバス網は充実しており、日本の長距離バスよりも豪華なものもあるそうだ。今回は何度かバスに乗る予定だけれど、クリスマスや年末シーズンということもあり本数が少ないバスについては予約しておきたい。



 チェトマルからトゥルムへは深夜バスで行きたいのでADOバスのサイトで予約をしてみる。時刻表もあり座席指定も可能だ。いざクレジットカードで支払いをしようと思ったのだけれどうまく決済されない。ネットで調べてみると、どうやら日本のクレジットカードで日本から決済しようとすると弾かれてしまうみたいだ。メキシコ以外の国の人はどうやって予約しているのだろうか。



 いろいろ調べてみるとclickbusというサイトで決済できるみたい。スペイン語にしたらPaypalも表示されたのでクレジットカードではなくPaypal決済にしようとするとうまくできなかった。英語表記にするとPaypalは表示されなくなったけれども、クレジットカードだと無事決済できた。
 このサイトでAUバスの深夜便を無事予約することができた。このバウチャーを当日出発の1時間前までにバスターミナルでチケットに交換してもらうらしい。




TBSのTV番組「世界遺産」で「カラクムル遺跡(Calakmul)」を知った時、ぜひ行ってみたいと思った。しかし、密林の中にあるこの遺跡に行くのはとても大変なようだ。
ボクたちは今回の旅で計画しているスケジュールとにらめっこをし、グァテマラの「ティカル遺跡(Tikal)」を見た後、パレンケ(Palenque)に戻るのではなくチェトマル(Chetumal)まで行き、そこからカラクムル遺跡に向かおうと考えた。

そこでチェトマルの現地旅行会社をいろいろ調べ、「Mayadan Adventure」に「カラクムル遺跡ツアー」を申し込んだ。ホテルから遺跡までの送迎、朝食、ドリンクがついて1人2200メキシコペソ。US$だと120US$なのだが年末年始はハイシーズンなので1人140US$必要だそうだ。スプヒルまでADOバスかなんかで行き、そこから自力で向かうことも考えたが遺跡見学後の深夜バスでトゥルムまで行く必用があったのでリスクを考え、現地ツアーに参加することにしたのだ。



ボクのつたない英語のメールで担当者の「jonatan」さんと何度かやりとりをし、今日無事に予約が完了した。支払いは現地で払えばいいそうなので安心だ。

いよいよ1ヶ月に及ぶ中米の旅に出発する。朝9時過ぎに家を出て駅まで歩こうとしたが時間がヤバくてたまたま近くにいたタクシーに飛び乗り、駅まで急いだ。そして、空港行きバスがある駅まで電車に乗って行き、なんとか間に合いそうだったのでバス乗り場の近くのパン屋でパンを買った。くるみパンとメロンパン大好き〜。






空港に着いてすぐにアエロメヒコにチェックインすることにした。まず自動チェックイン機でチェックインをし、その後カウンターでキューバのツーリストカードと英語の保険証書を見せて荷物を預ける。キューバに行くにはこのツーリストカードと生命保険の英語の証明書が必用なのだ。



今回の旅はいろんな宿に泊まる予定だ。小さなホテルやCASAにも泊まる。そこで出会うであろう良い人たちへのささやかなプレゼント用として、日本の風景や観光地のポストカードを買うことにした。美しい風景写真、そして浮世絵。「This is Japan」な感じのものを選んだ。売店のお姉さんが小分け用に小さな袋をたくさんくれたのでとても助かる。

次に出国審査だ。今回初めて自動改札の登録をしてみた。一度すると今度からの出国審査も楽になる。人差し指をスキャンしての指紋登録が何故かうまくいかなかったので中指で登録した。乾燥して指紋が読み取れなかったのかなぁ。ちなみに自動改札で出国したらパスポートに出国スタンプを押してもらえないので、ゲートを出たところにある事務室でスタンプを押してもらった。スタンプがたまるのも良い思い出になる。













成田空港の第1ターミナルに来たら必ず入るKALラウンジでいつものように出発まで寛ぐ。しばらく日本食を食べることが出来ないのでカップラーメンを食べる。そしてビールやワイン、ウイスキーも飲み放題なのが嬉しい。







15時すぎにボーディング。クリスマス休暇だからなのかメキシコ人っぽい乗客が多い。
離陸して1時間後にドリンクタイムになった。「TECATE」と「Corona Light」メキシコビールを飲む。ライトなので少し薄いな。

その30分後くらいにパスタとパンの軽食だ。CAのお兄さんが「このパスタは美味しいよ~」と腕の力こぶを作ってジェスチャーで言ってきた。ビール以外にも赤ワインも飲んでみる。そしてだんだん酔っ払ってくる。



ほろ酔い気分でしばし映画を見て寝る。室内灯も消灯になった。ZZzz・・・
メキシコシティまで残り1時間半くらいのところで朝食が配られた。クロワッサンとスクランブルエッグだ。朝食なのでアルコールはなし。



現地時間の12:15に無事メキシコシティ空港(ベニートフアレス国際空港)に着陸した。12時間ほどかかったが地球の自転と逆回りなので日付でいうと出発日と同日到着だ。なんか変な感じ・・・。預けていた荷物がなかなか出てこない。1時間近くかかりやっと荷物を持ってメキシコ入国だ。



現金がないので到着したTerminal2のATMでメキシコペソをおろすことにした。何件か違う銀行のATMがあったので操作してみたがなかなかうまくいかない。3つめのATMには日本語メニューあり無事7000ペソほどおろす事ができた。







続いて空港内の「telcel」でメキシコのSIMカードを2人分購入。カード購入後にそれぞれ500ペソほどチャージした。アクティベートとチャージにはスマホの操作が必用なため、店員のお姉さんに教えてもらい無事チャージ完了。







現金を手にしたボクたちは早速セブンイレブンでジュースを買った。







到着したのがTerminal2で、地下鉄があるTerminal1まではエアトレインで空港の周りをぐるっと移動した。運賃は無料だったが先ほど買ったジュースは持ち込めないと言われ急いで飲んだのだ・・・。








Termial1を出て左に行くと地下鉄の駅がある。地下鉄は1人10ペソだ。







空港から市街地までは結構距離があり、大きなバックパックを担いで電車に乗っているボクたちに酔っ払いのオジさんが絡んできて「アミーゴ、アミーゴ!」と叫んでいた。そんなこんなもありながら電車を3回ほど乗り継いでホテルの最寄駅「CUATRO CAMINOS」に到着した。









宿は歴史地区的なエリアにあり、スペインの面影が残る通りを歩いて向かった。今日の宿は「Mexico City Hostel」というところで1部屋1泊で628ペソだった。同じ名前のホテルが近くにあり、最初に行ったフロントでは「キミたちの宿は通りの向こうのあっちだよ」と言われた。
さっそくチェックインをして部屋に荷物を置き、パスポートやカメラ、小額の現金を持ち街へ出かけることにした。











街にはクリスマスの飾りが施されており、ソカロ歴史地区のコンスティトゥシオン広場にはたくさんの人たちがいた。











広場の前にある「メトロポリタン大聖堂」は今回の旅で嫁ちゃんがぜひ行ってみたかったカテドラルだ。1573年から建設をはじめて1818年に完成したそうだ。スペイン建築の壮大さを感じる事ができる建築物だった。圧巻です。
大聖堂の入場は無料だが、鐘楼に有料で上がれるらしい。しかし去年のメキシコ地震のせいなのか分からないけれども今回は登る事ができなかった。














明日は世界遺産「テオティワカン(Teotihuacan)」を見に行くのだ。日中は遺跡をずっと見るのだけれど、夜にはそのテオティワカンで開催される「ナイト・エクスペリエンス」という光のショーを見る。そして明後日の夜は「アレナ・メヒコ(Arena Mexico)」でメキシコのプロレス「ルチャリブレ」を見る。この2つのショーについてはあらかじめ日本にいるときにチケットマスターでチケットを予約しておいた。それらのチケットを受け取るためにコンスティトゥシオン広場の近くにある「LIVERPOOL」というデパートの中にあるチケットマスターのオフィスまで行ってきた。





無事チケットをゲットしたボクたちは安心して夕飯を食べに行くことにした。通りを歩いていると、いろんな人が手作りのモノを売っている。メキシコの民芸品はとても色鮮やかで美しい。すごく欲しいのだけれども、バックパッカーの悲しいのは旅の序盤で荷物を増やす事が出来ないことなのだ。残念だがもう少し旅の後半でいろいろ買うことにしよう。















ボクはお酒が好きだ。メキシコと言えばテキーラが有名だけれど、メキシコでビールと言えばコロナビールだろう。もちろん他のビールも種類がたくさんあるのだろうけれども、日本で有名なメキシコのビールはコロナビールだ。そこで、生のコロナビールが飲めるお店「サロン・コロナ(Salón Corona)」に行ってみた。そしてタコスとコロナの黒生ビールを注文。美味かった〜。ボクたちは少食なのですぐにお会計。168メキシコペソ。1000円くらいかな。
ちなみにメニューはスペイン語で読めないので、この店のGoogleMap情報にたくさんアップされている料理の写真を指差しで注文したのだ。便利な世の中になったもんだ。










本場のタコスとコロナビールを満喫したボクたちは宿へ戻ることにした。帰りに広場を通ると、クリスマス飾りのイルミネーションが灯され、とても美しかった。また、メキシコシティの夜の街並みもとても美しかった。クリスマスシーズンに来て良かったな。

宿に戻ってシャワーを浴びる。一応お湯は出るけれども部屋が寒い。メキシコってこんなに寒い国だったのか?







夜中に何度か目が覚めた。その都度「早朝の広場とカテドラルの景色はさぞ綺麗だろうな。散歩しようかな。」と思ったのだが、結局はそのまま寝てしまった。早朝の散歩が出来ずに7時に起床。8:30に朝食を食べるために宿の食堂に行った。この宿は朝食がついてるのだ。まぁ朝食と言っても豪華なホテルではないので写真のようなパンとタマゴとジュースくらい。













朝食のあと、部屋に荷物を置いて散歩に出た。暑くはないけれども天気は良い。ボクたちと同じくバックッパッカーも歩いていた。
昨日行ったメトロポリタン大聖堂の奥に「テンプロ・マヨール」というものがある。そこに行ってみるのだ。街の通りにはアートも掲げられており歩いていて楽しい。













メトロポリタン大聖堂のそばの地面より低いところに遺跡がある。テンプロ・マヨールはウィキペディアによるとアステカの人々の文明の上に、スペイン人によって西洋文化の建築様式が覆いかぶさるように建てられた巨大な神殿なのだそうだ。この時期の中南米、アジア、アフリカ・・・いたるところで西洋列強が自分の国の利権で争っていた。アステカ人もマヤ人もそういう西洋列強により滅ぼされた文明だ。



















広場にある駅から地下鉄に乗った。ソノラ市場へ行くためだ。ボクたちはどこの国に行ってもできるだけ地元の市場(メルカド)やスーパーに行ってみる。お土産を買うにも安いし、現地の面白いものがたくさんあって現地の人たちの生活を垣間見ることができるからだ。















ソノラ市場にはたくさんの人がいてたくさんのモノがあった。香辛料などの食料品や薬草、メキシコで人気のあるドクロの人形、ルチャリブレのおもちゃ、そしてバッタもんのキャラクター商品。大きな市場にも関わらず所狭しとたくさんのモノが並べてあった。







市場の外側にもたくさんの店がある。細い路地にも車が行き来する。メキシコではビートルをよく見るな。
たくさんの人が集まっている屋台があった。覗いて見るとやっぱりタコスだ。こんなにたくさん集まっているのだからきっと美味いのだろう。1つ食べてみることにする。15ペソ。美味いな。



こんな狭い通りなのに今度は大型トラックの清掃車がやって来た。通れるのか?



しぼりたてのみかんジュースを飲む。18ペソ。おばちゃんの笑顔素敵だな。





ヒヨコがショッピングカートの中に無造作に入れられている。そしてそのすぐそばには精肉店がある。









一通り市場を見終わったので宿に戻ることにした。スマホでGoogleMapを見ながら歩いて帰る。外国の町の通りって見ていて新鮮で飽きないね。ついついキョロキョロしながらいろんなモノやいろんな人たちを見てしまう。













荷物を持って宿をチェックアウトした。今から北バスターミナル(Terminal Central del Norte)に向かう。地下鉄の「Autobuses del Norte」駅で降りて、道路を渡るとすぐ目の前にある建物が、メキシコ各地に向かうバスターミナルだ。







バスターミナルの中は結構広い。ボクたちは今からテオティワカンに行くバスに乗るのだ。今夜はテオティワカンのそばのホテルに1泊するため、1泊ぶんの荷物だけ小さいバックに小分けし、大きなバックパックは荷物預かり所に預けることにした。バスターミナルの通常の荷物預かり所は改装中だか工事中で閉まっており、かわりに奥に仮設の預かり所があった。ボクたちのバックパックは2つで1日60ペソで預かってくれるそうだ。支払いは翌日に取りにきた時でいいらしい。これで今日の遺跡巡りは重い荷物から解放されて楽チンになるだろう。





テオティワカン行きのバスチケットは、チケット売り場の一番左端の方にある「AUTOBUSES TEOTIHUACAN」で買った。テオティワカンのゲート3までは1人50ペソ。12:48にチッケットを買い、受付の人に「12:55のバスに乗るか?」と言われたが、あまりにも急すぎるので1本遅い13時出発便にしてもらった。結構短い間隔でバスが運行されているんだな。





バス乗り場の入り口近くにある売店で水を買い、金属探知機を通ってバス乗り場に向かう。メキシコの長距離バスでは強盗がよく出るらしく、銃器などを持ち込めないようにチェックがあるのだ。









バス乗り場にはたくさんの人たちがいた。気さくなおばあさんとGoogle翻訳を使いながら「ボクたちは1ヶ月近くメキシコやキューバなどを巡る旅に来ました。これからテオティワカンに行くんです〜。」てな会話をする。

いざ、バスに乗って出発だ。





高速道路を走り、車窓を眺めているとブラジルのファベーラのように山頂を目指して建物が山肌を覆い尽くすエリアにいくつも出会った。ブラジルと比べ、メキシコの建物はよりカラフルで可愛かった。





40分ほどバスに乗っているとテオティワカンのピラミッドが見えてきた。今回の旅の初遺跡!テンション上がってくる〜。













ティオティワカンには出入り口がいくつかあるのだけれど、ボクたちはPUERTA3から入ってPUERTA5に出るルートにした。入り口のチケット売り場で70ペソを払いチケット購入。









駐車場の奥にある入り口から入る。お土産屋がたくさん並んでいるけれど、入るときには荷物になるし買わないよ・・・。
暑さで日陰に犬が寝てる(笑)。













まずはPUERTA3の近くにある「ジャガーの宮殿」と「ケツァルパパロトルの宮殿」に行ってみる。壁の石を並べた隙間のエッジの点々が今風で可愛い。古代文明っぽくないな。



いよいよ「月のピラミッド」に行ってみるぞ。







自分の目で見るととてつもなくデカイ。エジプトには行ったことがないのでピラミッドを見るのは初めてだけれどもとにかくデカイ。このあとの旅でたくさん見ていくマヤ文明とはまた違ったテオティワカン族たちの文明も、とてつもなくすごかったのだろう。



「月のピラミッド」の上まで登ってみるとテオティワカンの遺跡が一望できる。よくまあ人力でこの広さの都市をつくったもんだな。







急な階段を降り、振り返ってみると「月のピラミッド」の壮大さがよくわかる。



月のピラミッドからまっすぐに伸びている「死者の道」沿いにあるジャガーの絵。



そして今度は「太陽のピラミッド」を目指す。



「太陽のピラミッド」でかい!世界で3番目に大きなピラミッドらしい。



傾斜がすごい急だよ・・・。人が豆粒のようだ。







上に到着。すごくキツかった・・・。さっき登っていた「月のピラミッド」が小さく見える。







今度は急な階段を降り、側面に行ってみる。正面にしか大きな階段がないので側面は飾りっ気がないな。
お土産売りのおばちゃんがジャガーの笛を吹いている。テオティワカンに来た時から、聞いたこともない叫び声がしょっちゅうするのでビックリしたのだった。最初は子供が叫んでいるのかと思っていたけれど実はお土産売りの人が客寄せのために吹いていたり、買った客が吹いていたりするジャガーの鳴き声の笛だ。これまた結構うるさい・・・。





PUERTA5から出て「LA GRUTA」という洞窟レストランに行ってみる。















洞窟の中に作られたレストランで空気がヒンヤリとしているがとても雰囲気が良い。テオティワカンが閉まる前に再入場したいのでココではちょっとだけ休憩する。メキシコのビールとトルティーヤを注文した。ナチョスはお通し。お腹が空いていたのもあるけれどもとても美味しかった。今度来たときにはゆっくりメイン料理を食べてみようっと。今日は10%のチップで167ペソ支払う。

 









PUERTA5から再入場し、再び「太陽のピラミッド」の横を歩く。だんだん夕暮れになってきた。「死者の道」を南に歩き「ケツァルコアトルの神殿」を見て今度はPUERTA1から退場した。いや〜、結構歩いたけどテオティワカンはさすが世界遺産だけあって見所もたくさんあり、とても楽しかった。













テオティワカンの南側の道をぐるっと周り、今日の宿「Villas Arqueologicas Teotihuacan」まで歩く。日本からExpediaで予約したのだが1泊6583円。このあとナイトショーを見るので近場に泊まれるのは楽だ。ホテルの中はクリスマスの飾りもしてあり可愛かったがあまり人の気配がしなかった。テオティワカンを見たら多くの人はメキシコシティまで戻るのだろうね。



チェックインし、フロントで1時間後にタクシーに来てもらえるようにお願いした。「ナイト・エクスペリエンス」はPUERTA2に集合なので距離的には歩いても大丈夫なのだが街灯が全くない暗闇を歩くのは危険なので近場だけれどもタクシーを頼んだのだ。
今回の旅に持ってきているありったけの服を着て防寒スタイルになる。ホテルの外に出てみるとタクシーだと思っていたらホテルの人の友達?なのか、メーターのない普通の車で若い兄ちゃんがやってきた。10分ほど走るとPUERTA2に到着し料金に100ペソとられる。この距離で100ペソは高くないか?100ペソ札を先に見せちゃったからだろうな・・・。
納得いかずに悶々とし、門が開くまで暗い中を門前で15分程待って中に入った。



しかし、そのまた中で30分くらい待たされる。並んでいると現地在住の日本人家族たちがいたので少し話をした。その後入り口でパスポートを渡し、逆にipodを手渡された。ipodで他国言語の案内があるのだがココは地球の裏側、日本語はもちろんないので英語モードで使う。













夜の遺跡にipodをかざしてみると過去の時代が見えるARなども体験できる。月のピラミッドはいろいろな色でライティングされておりとても綺麗だ。











光のショーを楽しみながら月のピラミッドや死者の道の周りを30分くらい歩き、太陽のピラミッドの正面の石階段に皆が座る。石の階段は冷えて寒いので各自クッションが配られた。夜空が広くピラミッドのすぐ横には「オリオン座」が見えた。大気がとても澄んでいる。
月のピラミッドへプロジェクションマッピングがはじまった。こんな巨大なピラミッドへのプロジェクションマッピングなんて見たことない。すごい光量だ。メキシコの古代文化のストーリーが音と光で紹介された。



圧巻のショーは無事終わったが寒かった〜。厚着をしてきて正解だ。歩いて出口に向かうとホテルから送ってくれた兄ちゃんが待っていた。行きの料金に納得してなかった嫁ちゃんが入り口の警察官にタクシー代の相場を聞いたみたいで「あの距離で100ペソは高すぎる。50ペソが妥当。」といい、兄ちゃんはブツブツ言っていたが50ペソでホテルまで送ってもらった。
でもこの距離で50ペソなんて・・・・メキシコシティからテオティワカンまでの高速バスの料金と一緒やん。 ホテルに到着し、シャワーを浴びる。近くに夕飯を食べるところが見当たらないし寒かったので今日は夕飯を食べずに寝ることにした。









今日はテオティワカンの早朝バルーンフライトを体験する。2人で4827ペソだった。1人14000円くらいか?ボクは気球は富良野で一度乗った事しかないのでとても楽しみだ。
早朝で寒いので昨日と同じくありったけの服を重ね着した防寒仕様だ。ロビーで待っていると6:35にピックアップが来て車に乗って移動する。



しばらくすると窓の向こうに気球がいくつか見えて来た。





気球乗り場に到着した。膨らまし中の気球がたくさんある。
到着したらまずは契約書にサインをする。たぶん「空飛ぶし落ちるリスクもあるからちゃんと納得してよね〜」的な事が書いてあるのだろう。ここまで来て飛ばないわけにはいかないのでサインする。











しぼんでいる気球に熱気を注入している間に休憩所でコーヒーとクッキーを軽く頂く。







もう膨らませ終わって浮かんでいる気球もある。ボクたちの気球にもどんどん熱気を入れて膨らませていく。

 

 



気球がパンパンに膨らみ、いよいよ乗り込んだ。ボクたちは頼まなかったが別料金でGoPro撮影もしてくれる。
そしてゆっくりと上昇していく。他の気球たちもテオティワカンを目指して空に浮かんでいった。





 





サボテン畑を抜けると民家が建ち並ぶエリアの上空に来た。人々の生活を空から垣間見れるなんて面白い。さらに進むと「太陽のピラミッド」が見えてきた。



東の空を見ると、登ったばかりの朝日をバックに他の気球がシルエットに写ってなんとも幻想的だ。











上空から見るテオティワカンの遺跡はすごい。昨日の昼に汗を垂らしながら歩いた遺跡を眼下に見下ろすとあまりにも広大なのが見て取れる。たくさんの気球たちが遺跡と同じフレームに映り込むことでより一層、遺跡の巨大さが際立つ。
ガスバーナーに送る熱気を調整し、上がったり下がったりと三次元的な高低差のダイナミック移動を体験できるなんて、とても楽しい。











約1時間のフライトを終え、着陸体制に入った。着陸と言っても上空からはどこに降りるのかは全く分からず、サボテンの畑を超低空飛行で抜け、少し高い木の枝にぶつかりながらその先の空き地に着陸した。軟着陸ではなくハードランディングでボクは肋骨を強く打ちつけ、「骨折れたんじゃないの?」というくらい痛かった。もう少しソフトにランディングしようよ・・・。









着陸地点には気球を回収する車と男たちが待っており、着陸してお客さんたちが降りると早速撤収に取り掛かった。そしてその間、シャンパンで乾杯の儀式がある。操縦したMagosさんが乾杯をして一緒に乗っていた乗客たちと早朝からシャンパンで乾杯だ。
この気球ツアーはホントにオススメだ。1人14000円くらいかかるけれども、広大なテオティワカンの遺跡を空から眺める事ができるのは最高だ。それも1時間という長時間の空のクルーズが楽しめる。ただし気球に乗る前にテオティワカンの遺跡を自分の足で回っておかないとどれが何の遺跡か分からないかもしれない。











このツアーには朝食がついている。「Gran Teocalli」というビュッフェレストランに車で移動してみんなで朝食だ。早起きしたのでお腹も空いている。Magosさんや他のスタッフたちは別のテーブルで、ボクたちは一緒に乗った同じツアーの乗客たちのテーブルだ。拙い英語で会話しながら朝食を食べたのだった。

 



ホテルに戻って支度をしてチェックアウトする。ホテルの中庭にあったサボテンを見てどこかで見覚えが・・・そうか!チュロスはサボテンの見た目なのか。なんか納得した。



ホテルを出てPUERTA1まで歩いて行く。ホテルはテオティワカンの外の南側にあるので、遠くに月のピラミッドや太陽のピラミッドが見える。





PUERTA1でメキシコシティ行きのバスを待つがまったく来ない。そこにいた警察官やメキシコ人に「メキシコシティ行きのバスはここで待ってればいいの?」と聞いたら「ここでいいよ。20分でくるよ。」というので待っていても全然来ず・・・。1時間ほど待ってやっとメキシコシティ行きのバスが到着した。




テオティワカンでバスの写真を撮るのを忘れたので北バスターミナルで撮影した写真を載せておくけどこのバスに12:05に乗った。1人50ペソ。





北バスターミナルに到着しフードコートのそばにあるATMで現金を少しおろした。海外に行くと同じクレジットカードでも使えるのとエラーで使えないのがあるので、何台かのATMで試してみることが多い。



明日はトランドンゴという温泉に行く予定だ。そのためにはまずはイスミキルパン(Ixmiquilpan)という街まで行く必要があり、「OVNIBUS」でイスミキルパン行きの07:00出発のバスを予約した。「06:45までにはココに来てね」と言われた。



次に、その翌日のメキシコシティからグラナファト(Guanajuato)行きのバスの空き状況を「Primera Plus」の窓口で聞いておく。乗る便の時間はまだ確定できないし、座席はどのバスもまだ余裕があるみたいなので今日はチケットを買わないことにした。





そのあと昨日預けておいたバックパックを取りに行った。2つで60ペソで預かってもらえてホント助かったよ。









再び重い荷物を持って今晩のホテルに向かう。「Hotel Manolo 1」というところで1泊380ペソだった。なぜココにしたのかというと、今晩はメキシコのプロレス「ルチャ・リブレ」を見るために会場である「アレナ・メヒコ(Arena México)」の近くのホテルにしたのだ。







ホテルにチェックインして荷物を置き、今度はルイス・バラガン邸に行く。15:30から1時間のガイドツアーを予約しているのだ。7号線に乗って「Constituyentes」駅で降りる。結構時間がギリギリだ。



駅をおりて地図を見ながら建物を探すのだけれどなかなか見つからない。予約時間に遅れてしまいそうなので近所の人に聞いてみる。







なんとか「ルイス・バラガン邸」を予約時間までに見つける事ができた。
ルイス・バラガンとはメキシコの有名な建築家だそうだ。ボクは建築物には疎いけれども嫁ちゃんがとても行きたがっていた場所だ。
外観は撮影してもいいのだけれど、建物の中は撮影禁止だ。他のお客さんとグループになって、ガイドと一緒に建物の中をじっくり見て回る。ツアーには英語とスペイン語のガイドがいるそうなのだが、スペイン語はまったく分からないので英語のツアーに参加した。
ルイス・バラガンの事はボクは全く知らないのだけれど、外光を大胆に使った自然な明かりや、無駄のないだけど計算され尽くした構造や家具、どれも素晴らしかった。



 






このあとは「Arena México」にメキシコのプロレス「ルチャ・リブレ」を見に行くのだ。Arena Méxicoの最寄駅であるLine3の「Balderas」駅で降り、まだ時間があるので近くのシウダデラ市場に行ってみた。メキシコらしいモノがたくさん売っていて楽しくなる。だけれどまだ旅の序盤・・・今お土産を買って荷物を重くするわけにはいかないんだよな・・・。











Arena Méxicoに行く途中に地元の人で賑わっていた屋台を発見。まだ時間があるし、ココで軽く何か食べるかな。ボクたちは海外に行くといろいろなものを食べてみたいので、いろいろな屋台やいろいろなお店で少しずついろいろものを食べるのだ。それがとても楽しい。
感じの良い屋台でアジのある親父が料理し、地元の人たちが美味しそうに食べている。ボクたちもよく分からないけれど「コレが食べたい」と目の前に並んでいる料理を指差して注文して食べた。アルコール類は置いてなかったのでよく分からない「fresca」というジュースを飲んだ・・・「fresca美味い!」。ボクはマレーシアで飲んだ「100PLUS」以降の衝撃を受けた。結構好きな味の微炭酸ジュース。日本でも売ればいいのになぁ。



食べ終わると、「Televisa」という地元のTV局の横を通り、Arena Méxicoに向かった。クリスマスシーズンだからなのかTV局の鉄塔もクリスマスカラーになっていた。







Arena Méxicoの周りには日本の祭りの夜店みたいな感じでルチャ・リブレの覆面マスクやいろんなグッズを売っていた。



今日の対戦のパンフレットをもらった。猪木が全盛期だったころTVでよくプロレスを見ていたけれど今はさっぱり分からない。ましてメキシコ人のプロレスラーもまったく知らない。パンフレットを見ると日本人も出ているみたいだし、今日は雰囲気を楽しみたいだけなのでプロレスラーを知らなくてもきっと楽しいだろう。



入場直前に近くの店でミネラルウォーターを買ったのだけれど、入場の際に「飲み物は持ち込んではいけない」と言われた。そこに準備されていたゴミ箱に泣く泣く捨てることに・・・買ったばかりなのに勿体無い。そしてカメラも没収。カメラ没収窓口で引換券と交換でカメラを預ける。スマホは大丈夫なのになぜダメなのだろうか?スマホもちょっとしたカメラよりも画質は全然良いぞ!・・・理解不能。









中に入るとシネコンのように食べ物や飲み物を売っている場所がある。そこにも覆面マスクを売っているし、何よりもルチャ・リブレの絵がアジがあって素敵だ。





会場に入る前に売店のあたりでウロチョロしてたら「チケット見せて。ん〜、席はこっちだな。ついてきな。」みたいな感じでオジさんがボクたちを席まで連れて行ってくれた。「この人親切だなぁ。」と思っていたらチップを要求された。正式な仕事がどうか分からないけれど席の案内係だったのだろうか。そして「ビール飲むだろ。買ってくるよ。」と言われビールを買わされた。2杯で160ペソ。ちょっと高い気がするが乗せられてみるのも結構楽しい。










ボクたちの席はリングから2列目で超近くて迫力満点。ナマでプロレスを見た事がないので大興奮だ。TV中継もやってて音楽や照明も目まぐるしく変わり、ショーとして楽しい。ガチの格闘技ではないと分かっていても、タイミングよくジャンプとか技を繰り広げていて凄いなと思う。ちょっと年齢高めのおっちゃん日本人レスラーやイカツイ覆面レスラー、女子レスラーなど多彩な選手たちのプレーはとても楽しかった。



途中、軍隊の音楽隊の演奏もあった。





最後はみんな出てきて挨拶。お客さんには若い女性やこども達もたくさんおり、ルチャ・リブレはメキシコ国民にホント愛されているんだな〜と感じた。

 



試合が終わっても熱狂冷めやらぬまま外に出てくると多くの人たちがワイワイ話しながら楽しんでいた。覆面をかぶった人たちもたくさんいるし、屋台で覆面を買ってもらうこどももいたりして、所変われば・・・という感じでとても異国文化を楽しめた。

このあと、預けていたカメラを返却してもらいホテルに歩いて戻った。明日は温泉です。メキシコで温泉?






今日は「トランドンゴ洞窟温泉(Grutas Tolantongo Hidalgo)」に行くのだ。
早朝05:30にホテルをチェックアウトする。昨日「明日は早朝にチェックアウトするけどフロント開いてる?」と聞いたら「ずっといるから大丈夫だよ。」と言われていた。以前、台湾に行った時にも早朝出発だと言っていたのに、フロントに誰もおらずチェックアウトができなくて結構困った事があったので早朝出発の時は心配なのだ。









まずは電車で北バスターミナル(Terminal Central del Norte)まで行く。









トラントンゴには1泊しかしないので、1泊分の荷物以外はターミナル内の預かり所に荷物を預ける。前回と同じくバックパック2つで60ペソだった。



 

荷物を預けて身軽になったボクたちは、イスミキルバン(Ixmiquilpan)行きのバスチケットも昨日買っているし時間があるのでバスターミナルから地下鉄の駅の出口まで戻った。階段の出口のところで「チュロス」を売っているおじさんがいたのだが、さっきは荷物が重くて買えなかったのだ。おじさんに言ってチュロスを1つ買った。10ペソ。早朝に売っているってことはもっと早く起きてチュロスを揚げてるんだろうな。
バスターミナルの売店もまだ開いていないのでこれがボクたちの朝ごはんだな。



トラントンゴ洞窟温泉に行くには、まずはイスミキルバンという町に行く必要がある。「OVNIBUS」のバスに乗って7:00に出発すると3時間くらいでイスミキルパンに到着する。乗り場に入るには空港のように荷物検査と身体検査がある。そしてバスに乗る直前にも荷物検査がある。乗り場の係員に言われるがままにバスに乗ると買ったチケットよりも1本早いバスに乗ってしまった。まぁいいか。



 

朝早いので人があまり乗っていない。トイレはあるが軽食等はなかった。チュロスを買っておいて正解だったな。



ちなみに強盗防止なのか、客席と運転的との間には扉がありロックされている。さすがメキシコ!







トラントンゴまではトータル200kmちょっとの移動。頑張っていくぞ〜。
テオティワカンに行く時にも通った高速道路を北上する。景色がだんだん変わって行き、サッカー日本代表の本田圭佑の所属する「パチュカ」を通り過ぎる。



お腹が空いたので先ほど買ったチュロスを食べる。冷めているけど結構美味い。
一息ついたので少し寝たいのだが、バスの中のモニターでは早朝から映画の上映をしている。スピーカーからの音がうるさくてぜんぜん寝れない・・・。

9時半頃、イスミキルバンのバスターミナルについた。バスターミナルと言ってもメイン通りの脇にある屋根のあるただの広場だ。そこで荷物を下ろして次のバスを待つ。



 



この広場から今度はミニバスに乗って中央市場前(CENTRO MERCADE)まで行く。すごくオンボロのバスだし、ドア開けたまま走ってるし・・・。1人7ペソ。









モロレス市場の近くの橋のあるところでミニバンを降りる。次はトラントンゴ行きのバスに乗るのだが1本早いバスでメキシコシティから来たのでまだ少し時間がある。とりあえずモロレス市場の方に歩いてみるが、なんかこの町も楽しそうだな。











市場の近くに人混みのあるサンドイッチの店を発見!まだ時間があるのでBBQサンドイッチとジュースで朝ごはんにした。今日は早起きだったしチュロスしか食べていないのでこんがり焼いたサンドイッチは超美味かった。
たまたま隣に座っていた男性と英語で会話をしていて「今からトラントンゴ洞窟温泉に行くんだ」と言うと「ボクは先日までトラントンゴ洞窟温泉で働いていたんだよ」だと。なんたる偶然。







モロレス市場の横を歩き、メキシコのメジャーなコンビニOXXO(オクソー)の横を通るとサンアントニオ教会が見えてくる。





教会の手前を左に曲がるとtelcelがあり、その先にバスターミナルというか駐車場がある。









中に入って右の奥にトラントンゴ洞窟温泉行きのバス乗り場があった。出発までまだ30分程ある。バスの車内にトイレは無いので乗り場と逆の方にあるターミナルのトイレで済ませておいた方がいい。ちなみにトラントンゴ行きのバス代は1人50ペソだ。



カップルばかりを乗せて11:10にバスは出発した。









イスミキルパンの町を抜けるとだんだん山道になってくる。そして結構揺れる。標高が高い所を走っているので車窓から絶景を堪能できる。





しばらく絶景を見ながら走っているとトラントンゴのゲートがあり、そこをくぐった所でおじさん2人組が乗って来て入場料1人140ペソ集金していく。



そして12:20頃「トラントンゴ洞窟温泉」にやっと到着した。青空と高地の雰囲気がなんとなくスイスな感じがする(笑)。







まずはフロントで先ほどのチケットを見せてチェックインし、施設のレクチャーを受ける。
そして階段を降りて下まで行く。途中の高台から見下ろすと、川の色とは思えないクリーミーなブルーの不思議な景色を見る事ができた。





河原のそばにある受付でテントを借りる。1泊100ペソだ。「泊まるのか?ならば温泉のチケットは2日分必要だぞ。」と言われた。ボクたちは今日の分の入場チケットしか買ってないのだ。しかし明日は早朝出発で温泉に入る時間は全く無い。「明日は7時には出発するので温泉には入れない。なので1泊分で。」と言ったらOKしてくれた。





テントは係員の方が川のそばの木の下のに張ってくれた。川の流れの音がするけれども、ボクはそう言う音は全く気にならず逆に心地よい。なんとも言えない乳白色グリーンの不思議な川が目の前にある。





ボクたちはテントの中で水着に着替えてまず洞窟と滝の温泉に行くことにした。貴重品とタオルを持って途中のロッカーに寄る。夕方まで預かってもらってロッカー代とデポジット代を合わせて100ペソだ。









滝と洞窟の温泉に行くまでの周りの景色もすごいな。こんな大きな渓谷の中に一大温泉リゾートがあるなんて楽しそう。入り口の手前のロープに上着とタオルをかけておく。





冷たい滝の水をくぐり、滝の裏の温泉に入る。お湯は結構ぬるいな・・・。水中カメラはメキシコシティの北バスターミナルの荷物預かり所のバックパックの中に入れたままなので、iPhoneをジップロックに入れて撮影してみる。曇ってぜんぜん綺麗に映らないや。
すぐ上にある洞窟温泉にも行ってみた。洞窟温泉の方が水温は温かかったけれども狭かった。



 



せっかくメキシコの山奥まで来たのに記念の写真が曇りまくるので売店に行ってみたらiphoneの防水ケースがあった。150ペソだったので即買いして再び滝の温泉へ。
今度はクリアに撮影できた。ボクたちが撮影しているのを見ていた外国人のカップルが「自分たちを撮って、それをメールでもらえないか?」と言って来たので撮ってあげた。彼らの良い記念になるね。
滝の温泉の奥は結構広く流れも速いところもあり、そういうところには水中にロープが張ってありそれをつかんで移動する。日本だったらこんなに流れが速いところで遊泳許可はまず出ないな。この温泉がメキシコにあったからこそ体験できるのだと思うよ。











いったんテントまで戻って来た。そして目の前の乳白色グリーンの川温泉にドボン。流れがあってお湯もそんなに温かくないけれども気持ちがいい。





同じ施設なのだろうけれども、ちょっと離れたところに絶景の温泉があるということで行ってみることにした。キャンプするこっちの温泉の入り口から、隣山の絶景温泉行きの乗合バスが出ている。6人揃ったら出発し、その場合は1人10ペソだ。
乗合バスが到着し、施設の中を歩いて行くと奥に段々畑のような温泉があった。



 



湯船に使って眺める渓谷の景色は確かに絶景で雄大だった。ただね・・・芋洗状態なのですぐに引き返すことにした。帰りの乗合バスは4人だけだったので1人15ペソとなった。








テントに戻って嫁ちゃんが着替えたり片付けたりしている間に、ボクは近所の探検にでることにした。もう少し川下に行くといくつか売店やレストランがあるらしいので明るいうちに見ておこうと思ったのだ。
レストランらしき建物はいくつかあるのだけれどもどこも閑散としていて営業しているのかしていないのかもよくわからない。オフシーズンだから客がいないのか?





仕方がないので途中の売店でビールを買い、テントまで戻って川とサボテンを眺めながら飲んだのだった。





夕飯はテント近くのレストランで食べた。そんなに美味しいわけではないが、ビールやスープも合わせて250ペソ。25ペソほどチップを支払う。





空気が澄んでいて星が綺麗だったので写真を撮りたかったのだが、建物の灯りが明るく、三脚も無かったので良い写真が撮れなかった。

明日は早朝出発なので20時30分には就寝。


↓↓↓ 園内のマップを張っておきます。






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