8時に起床。台湾に来て初めて晴れた空を見た気がする。ホテルで朝食。タマゴやサラダも食べたが、朝から食べる魯肉飯が美味かった。
帰り仕度をして荷物を宿に預け、朝の散歩をする。九份を去る前にもう一度「阿妹茶酒館」を見ておく。昨日撮影した場所の奥の別の店の階段の上で観光客たちが写真を撮っていたので、ボクも階段に上がってパシャり。この店で食べていないのにごめんね〜。
アーケードを歩いていると「杏仁茶」というものを発見。35元。飲んでみたけれど薄いな。
ホテルをチェックアウトしバス停へ向かう。昨日降りたバス停より少し坂の上にある。みんな帰る時間が一緒なのか、バスに乗るのに長蛇の列だ。なんとかギュウギュウ詰めのバスに乗って瑞芳駅に向かう。今日は十分(じゅっぷん)に行くのだ。瑞芳駅から十分駅まで列車で行く。まずは、いつものように駅の行李房に荷物を預ける。1つ50元。
十分行きの列車に乗る。1人19元だ。列車にはどこかで見たことのあるようなキャラクターが描かれていた。
30分ほどで十分駅に到着。線路の両側にはたくさんのお土産屋や食べ物を売っているお店がある。そして灯篭。十分では線路の上で灯篭を飛ばすことが出来るのだ。カップルや家族づれなど多くの人が願い事を書いて飛ばしていた。
ボクたちもやってみる事にした。灯篭の色にはいろいろ意味があるようで日本語での説明書きがあった。単色と4色を選べて、ボクたちは4色の灯篭に願い事を書いて飛ばした。200元。スマホをお店の人に渡すと写真を撮ってくれるので良い記念になる。
灯篭はどんどん空高く上がっていったけれど、どこかで燃え出して山火事などがおきないのだろうか?
まだ時間があるので1.5キロほど離れた場所にある「十分瀑布」まで行ってみる事にした。歩いて15〜20分くらい。横長で結構大きな滝だった。マイナスイオンが気持ちイイ。天気が良かったので観光客もたくさんいた。
滝を見終わった後、再び十分駅に戻る途中の通りで美味しそうな店を見つけた。
もう14時を過ぎているのでお腹もすいた。美味しそうな麺と台湾ビールでランチにする。美味い。
2人で1杯の麺を食べた後、道端でおばあちゃんが揚げていた揚饅頭を食べる。1個30元。
十分駅に戻ると、相変わらずたくさんの観光客達がいる。ボクたちはゆっくり観光する時間はもう無いので瑞芳駅行きの列車に乗った。瑞芳駅に着くといったん改札を出て、預けていた荷物を行李房で受け取った。そして、台北駅までのローカル線の切符を買って再び列車に乗った。
夕方の17時前に台北駅まで戻って来た。駅から少し離れた東のタクシー乗り場のそばに台北駅の行李房があった。結構分かりづらい場所だった。今晩の飛行機で帰国するため、お土産を買わないといけない。ボクたちは手ぶらになるため、バックパックを1個50元で預けた。「夜遅くなると閉まっちゃうからね〜」と行李房のおじさんに念を押された。閉まるまでには戻ってくるよ。
空港までは来た時と同様、「國光客運」の空港バスに乗って行く。これからお土産を買うのと夕飯を食べるので、バスの出発時間までギリギリになってしまうかもしれない。そこで行李房と逆側ではあるが、事前に「國光客運」のバス乗り場を確認しておいた。これで一安心なので、お土産を買いに台北駅から一番近いスーパーを探す。歩いていると通りの奥に「台北101」が見える。今回、台北での滞在時間が短いので有名な「台北101」には行けなかった。まぁ、そんなに行きたいとは思わないのだけどね。
お土産用にスーパーで台湾の食料などをたくさん買って、両手がいっぱいになってしまった。
夕飯は「濟南鮮湯包」に行った。ジャコ炒飯が美味しいらしく、嫁ちゃんがリサーチしておいてくれた。店に着くと何組か並んでいて日本人観光客もいた。台湾の旅の最後の夕飯はとても満足。美味しかったです。
食事のあと行李房で荷物を受け取り、「國光客運」のバスセンターに行き桃園空港までのチケットを買って1819乗り場からバスに乗り込んだ。
バスは1時間もかからずに桃園空港に到着した。まだチェックインの時間まで1時間20分くらいあるため、フードコートに行きビールとコーヒーを注文。ボクは冷たいビールで喉を潤した。
チェックインの時間になり、搭乗手続きをすませ検査場に進んだ。0:40桃園国際空港発のピーチアビエーションの飛行機で、羽田には04:30過ぎに到着した。そして6時過ぎのバスを待って帰宅した。
台湾は日本から近い。そしてピーチなどLCCがたくさん飛んでいてリーズナブルに行くことが出来る。また、何しろ食べ物が安くて美味いのが魅力的だ。食べ物が美味いのはボクたち日本人にとってとても重要な要素だと思う。今回の旅では、安く鉄道で台湾を一周しながら、いろんな街で美味しいものを食べたり、気持ち良い温泉で温まったりと、とてもハッピーな日々を過ごすことが出来た。なんとなく土地勘も出来たし、台湾に愛着が湧いたので、ぜひまた行ってみようと思う!
我愛台灣!
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