06:30からホテルの朝食を食べるために6時前に起きて支度をした。準備万端で食堂に行ってみても真っ暗で誰もいない。朝食は準備されていなかった。昨晩のスタッフの伝達ミスか。食べられるようにしておくって言ってたのに・・・。残念。
07:15にツアー会社のスタッフが乗用車で迎えにきた。この車で2人のスタッフと4時間ほどかけてカラクルム(Calakmul)まで行くらしい。
ドライバーは車をぶっとばす。途中ガソリンスタンドに寄った。
併設の売店に入ったがこれといって欲しいものはなかったので何も買わなかった。忘れる前にドライバーに今回のツアー費用2人分で280USドルを支払っておいた。
8時頃、朝食のためレストランに寄った。なんとそこには「ジョナタン」がいた。ボクのヘタクソな英語でのツアーのやりとりメールにずっと付き合ってくれたナイスガイだ。思っていたような優しそうな人だった。ボクたちはハグをした。
そして一緒にタコスとコーラで朝食。チキンのタコスも美味いね。
食事の後、ず〜と長い道をぶっとばす。道が長いからすごいスピードだ。ぶつかったら死ぬな・・・。シュプヒル(Xpujil)で一度止まって休憩。はじめはカラクルム遺跡には自力で行こうと思ってシュプヒルへの移動手段(バス)を調べていたのだが、なかなか時間があわないので断念したのだ。今日は深夜バスに乗る必要があるので遅れるわけにはいかない。
移動中はドライバーはずっと懐かしい洋楽をかけていた。彼は「最近の曲よりオールドミュージックの方が好きなんだ」と話していた。ちなみに「ボンジョビ」はボクたちにとっては「オールド」ではなく「ナウ」ミュージックなんです(笑)。
再び時速130キロくらいでぶっとばす。09:25にカラクルムの入り口に到着した。しかし、ここからジャングルを50kmくらい走る。
途中でもう1人乗ってきた。どうやらガイドらしい。そしてまたゲートに到着。この先にしばらくトイレがないらしいのでゲートのトイレを使わせてもらった。
再びジャングルを進む。
11時頃にカラクルム遺跡に到着。ホテルを出発して約4時間かかったな。
カラクルム遺跡の入場口。
入場料は1人70ドル?70ペソ?ツアー料金に込みなのでよく分からない。
2002年にユネスコの世界遺産に登録された。ボクたちもTBSの「世界遺産」で「カラクムル遺跡」を知って来てみたくなったのだ。
ドライバーとガイドたちと一緒に出発。
木の上に猿がいるようだ。
ガイドさんが木の根のようなものを食べていた。美味しいのかな?
森の中にピラミッドが現れる。
このピラミッドが「Structure VII」かなぁ。
ガイドさんと森の中を歩くが、名前の分からないピラミッドもいくつかある。
そしてこの森を抜けると・・・
これが「Structure II」かな。どれがどれかはこのページが詳しい。
頑張って登ってみる。
見下ろすととても高い。
上から見たパノラマ写真。
ちなみにこちらの方向にカラクムルと同じくマヤ文明で発展したグァテマラのティカルがあるそうだ。
登ったからには降りなければならない。結構急で足がガクガクする。
やっと降りた。疲れた〜。
次は「Structure III」に登っていく。
続いて「Structure I」。
すごく高い!これを登るのか。
ボクたちより若い2人のドライバーは疲れたのか登ってこない。
登りながら数えたら122段・・・かな。かなり高い。
ゆっくり降りて振り返ると・・・超高かった。
これは「Structure IV-B」かな?
カラクムル遺跡を一通り見たけれども、ティカル遺跡に比べてエリアが広くないので回るのは楽だった。そして景色はすごく良かった。
他の人たちが立ち止まって木の上を見上げていた。「吠えサル」だ。甲高い声で吠えている。
遺跡見学が終わり、駐車場でお菓子と飲み物をもらった。それらを食べながらチェトマルまでの帰途につく。帰りはドライバーが交代したが相変わらずジャングルの山道をぶっとばす。途中、シュプヒルでガイドを降ろした。名刺をもらったのであとで写真を送ろっと。
18時にチェトマルのホテルに戻って来た。ジョナタンが22時にバスターミナルまで連れていってくれるとの事、ありがたい。それまでホテルに荷物を預かってもらい、チェトマルの街を散策する。
海岸の方に行ってみる。カラクムル遺跡を見るためチェトマルに宿泊したが、日中はチェトマルにはいないのでこの街のことはよく分かっていない。だけど海が綺麗で素敵な街だ。
夕飯は昨日の屋台でまたホットドッグを食べた。ここのホットドッグ、ホント美味い。
広場では何かショーをやっていて、たくさんの人たちが集まっていた。
ミニオンがふなっしーのように暴れまくって踊りまくって観客も一緒に踊っていた。
さてと、そろそとこの街ともオサラバかね。
22時前にジョナタンが来てADOバスターミナルまで連れて行ってくれた。バスターミナルはホテルから結構離れていたのでとても助かる。ジョナタンが別れ際にお菓子とビールをくれた。お返しにボクたちは日本から持って来た絵葉書をあげた。日本でのメールのやりとりから、チェトマルについてからのこと、カラクムル遺跡観光のこと、バスターミナルまで連れて来てくれた事、ジョナタンはとても親切だった。ありがとう。
バスターミナルは年末の帰省ラッシュだからなのか、とても混んでいた。それにしてもADOバスのターミナルはどの街も綺麗で清潔だ。メキシコではバスでの移動網が発達しているから利用者も多いしちゃんとしてるんだろうね。日本だと田舎のバスターミナルは結構ボロいぞ。
売店にはビールが売っていなかったのでバスターミナルの近くを散策してみたけれどもコンビニらしきものは見当たらなかった。ジョナタンにもらったビールは冷えていないので今日は我慢するかな。
このあと25:43出発のバスの乗って「トゥルム(Tulum)」に向かうのだ。
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