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朝起きて近くのトイレで歯磨きや着替えなどの身支度をするとまずはロッカーに荷物を入れにいくことにした。ロッカーは24時間使用できるので便利だし数もそこそこある。



空港1階の中央部分にあるポップコーン屋の人に言うとロッカーまで一緒について来てくれて開けてくれる。今回はバックパック2個だったのでミディアムの15レアルでだった。700円くらいか?ちょっと高いな。


試合のチケットを交換するためにFIFAのチケットセンターがあるレシフェショッピングセンターまでは空港から直接タクシーで行く事にした。最寄り駅からショッピングセンターまでは歩くと結構距離があるらしく、駅からタクシーを拾おうかと思っていた。しかし、昨日空港に降り立った時に日本人サポーターを出迎えて下さっていた日本領事館の方々に聞いてみると、最寄り駅近辺は物騒だし駅の周りではタクシーが拾えないので空港から直接行った方が良いと言われたのだ。タクシーに乗るとちょっとスラムな感じのエリアを通ったので「大丈夫かな・・・?」と心配したが無事にショッピングセンターに着いた。15レアルしたが時間もそんなにかからなかったので空港から直接乗って正解だったと思う。ブラジル初タクシーだったのでちょっと不安だったけど。





ショッピングセンターがオープンする10時ちょっと前に到着した。もう何人かそれらしき人が並んでた。その中には日本戦を見るというイギリス人の青年がいた。強豪国ではない日本チームの試合を見てくれるなんて嬉しいではないか。頑張ってオレも応援するぞ〜と気持ちが高ぶってきた。
入り口が開いて駐車場奥にあるというFIFAのチケット交換所を探した。分からなくて店の人に聞きながらやっと辿り着いた、試合当日だしすごく並んでたらどうしよう?と思ったけれどガラガラで心配は無用に終わった。FIFAから送られたチケット購入証明書とパスポートを見せたら、グループリーグ3試合分のチケットを受け取れる事ができた。この貴重なチケットを無くさないようにしないとな。ブラジルに来る前に一番不安だった試合当日のチケット交換がすんなり終わって一安心した。
思ったより早く終わったので、明日、次の目的地に移動する前に観光しようと思っていた世界遺産のオリンダ地区にこれから行ってみるとこにした。





まずはショッピングセンターから近くの駅までタクシーで行った。1kmちょっとだと思うが10レアル払ってでも時間と安全を優先した。そしてブラジルで初めての列車に乗る。





昨日は空港に泊まったしショッピングセンターはオープン直後だったので、列車で今回初めて大勢のブラジル人の中にいる。人が多いなぁ。レシフェ駅を降りてオリンダ行きのバスを探す。バス停にいたおばちゃんに聞くと言葉が通じなかったけど、どのバスか教えてくれた。「オリンダ、ブス」と言って地球の歩き方のオリンダの写真を見せればなんとか通じるものだ。



ブラジルはバスに乗るとまずお金を払ってから中に入るゲートを通る事ができる。そのゲートが写真のように回転するようになっておりすごく狭い。乗ったバスは3レアルくらいの安いバスでエアコンがなくて蒸し暑い…。でもボクはこういうローカルな乗り物が好きだ。





30分くらいバスに乗っていると目的地のオリンダのバス停についた。まずはすぐ側の海岸に行ってみた。遠くまで潮が引いており、砂浜で凧揚げをする親子やサッカーゴールを出して一人で練習している子供達がいた。




オリンダ地区は世界遺産であり観光地ということでいろいろ見て回りやすいようにレンタサイクルがあった。車体の絵も可愛くて景観にもマッチしておりすごくいい。日本の観光地のレンタサイクルももっと可愛いデザインとかにすればいいのに。





カルモ広場近くの丘の上にあるカルモ教会に向かった。途中で広場の向こうから英語で「ガイドするよ〜」と言われたがノンビリ見て回りたいので自分たちだけで行く事にした。ブラジルはポルトガルの植民地だったので教会がたくさんある。中でもカルモ教会は古い教会らしく年代を感じさせられる。





次に向かったのはアンパウロ教会。日本代表の初戦当日だけあってブルーのユニフォームを着た日本人観光客のグループを何組か見た。試合は夜の22時からだから午前中はやっぱりみんな観光してるんだね。何かのお祭りなのかピエロの格好をした人たちが何人かいた。









古都オリンダはとてもカラフルな街並で歩いていて楽しい。あいにく曇りの天気ではあったけど家々の壁がいろんな色で塗られていてこんな街に住んでたら気分も毎日明るくなるんだろうね。





途中のお土産屋の倉庫?で見かけたカーニバル用の巨大人形には圧倒された。シュールな感じの人形達はすごく大きくて表情が豊かだ。ブラジルのお祭り楽しそうだなぁ〜。オリンダではカーニバルが毎年あるみたいですごく楽しそう。いつか行ってみたいな。





 

次に目指すのはミゼリコルジア教会。坂を登った高台の一番上くらいにある。閉まっていて中には入れなかったけど、すごく趣きのある教会だった。





目の前は広場になっておりお土産屋もあった。高台なので海まで見渡せ眺めも良かった。観光客用なのか馬もパカパカ歩いていた。




続いてセー教会。1537年に建てられたそうでとても古い。この教会の庭から見える景色も奥にレシフェの街並も見る事が出来て素晴らしい。ホント天気が良ければもっと良かったのにな。



一通りオリンダの古い建物を見た後はカルモ広場近くのお店でブランチ。
食べたいだけ皿にのせて重さを量って料金を支払うシステム。ブラジルに来て初めてのブラジルっぽい料理を食べる。肉や豆料理は美味しかったがパスタはイマイチ・・・。当然ビールを呑む。

オリンダ観光が終わると次はバスに乗ってサン・ジョゼ市場に向かう。地球の歩き方の地図を見ながらたぶん市場の近くかな?と思われる場所でバスを降りて市場まで歩いて行く。



市場の入り口ではどこかの国のテレビクルーが撮影をしていた。ワールドカップも始まり、いろんな国のテレビクルーが取材しているんだろうね。





市場から駅に歩いている途中に屋台でトウモロコシを食べてみた。ボクはトウモロコシが好きで日本でもよく食べる。でもココの屋台のトウモロコシは焼いただけで実も固く味がない。まったく美味しくなかった。ブラジルのトウモロコシ屋に日本の醤油タレを教えてあげたいくらいだよ。




レシフェ旧市街地にあるカルモ教会を通り、レシフェ駅に到着した。コートジボワール戦がおこなわれる「ARENA PERNAMBUCO」スタジアムへはメトロで「Cosme e Damiao」駅で降り、そこからシャトルバスに乗る。だが試合開始まではまだ時間があるので一つ手前の「Rodoviaria」駅で降りてギリシャ戦が開かれるナタールまでのバスチケットを先に買っておく事とした。



メトロで「Rodoviaria」駅に行く途中何度か迷ってしまった。いつの間にか行き過ぎてて戻ったらまた戻りすぎて・・・。駅名見ながら気をつけていたけどいつの間にか別の駅に…。各停とか急行とかあったのかな?なんとか「Rodoviaria」駅で降りる事ができ併設されている長距離バスターミナルに向かった。日本で予約しておいた「PROGRESSO」のチケット売り場に並び、予約表を見せてチケットと交換するのだが英語が全く通じない。決済はクレジットカードでしておいたのに別途1人4.5レアルとられる。何のお金かわからないので英語で聞いたけど全く通じなかった。





スタジアムではあまり食べられないだろうから長距離バスターミナルで軽く食べておく事にした。よくわからないパスタが入ったスープとビールを呑みながらウルグアイvsコスタリカ戦を少し見た。

スタジアム最寄り駅で降りると日本人応援団もたくさん集まってきていた。シャトルバスと帰りのメトロに乗るための輪っかを腕にはめられシャトルバス乗り場に向かった。



 

キックオフまでまだ4時間近くあったのでシャトルバスはまだそんなに混んでいなかった。2車両が電車のように繋がったバスに乗って暗い山の中をスタジアムに向かう。スタジアムへは交通規制をしており途中から一般車両の立ち入りはできない。





バスを降りて小雨の降る暗いの山道を15分くらい歩くと「ARENA PERNAMBUCO」スタジアムが見えてきた。とうとうブラジルの地でワールドカップの日本代表戦を見れるんだという実感が湧いてくる。





手荷物検査をして入場するとスタジアム前でコカコーラやソニー、ヒュンダイなど公式スポンサーがたくさんイベントをやっていた。ワールドカップで試合を観戦するのは初めてなのだがこういうイベントをしているなんて知らなかったな。何か楽しい。








余裕を持って来たのでまだキックオフまで3時間近くある。お客さんもまばらだ。暇なのでぐるっと回っていろいろ見てみる。スカイカムやゴール裏の中継用のクレーンがある。ここで見る試合が地球の反対にある日本では日曜日の朝10時から生中継されるのだ。なんか不思議だな。

 



選手達が出て来て練習がはじまる。本田や長友、香川もいる。今日の席はゴール裏の近い位置。応援団がいて一番盛り上がる場所だ。



 

応援団から「これを膨らませて振って応援して下さい」と青いゴミ袋が配られる。





練習が終わり、再び両チームが入場して国歌斉唱がおこなわれる。気が引き締まる。



 

小雨が降ったりやんだりする中キックオフ。前半16分に本田のシュート!やっぱりこの男「HONDA」が決める!スタジアムの日本応援団は大盛りあがりだ。今日はいけるかも!と思う。
だがコートジボワールの選手はさすがアフリカ勢だけあって身体能力が高くずっと押されてる。応援団にもらった青いゴミ袋を振って精一杯応援するのだが勝てそうな気がしない。

1-0でリードしたまま後半を迎える。1点先取したとはいえその後ずっと押されている。後半には世界の「ドログバ」が登場した。コートジボワール応援団は大盛り上がりだ。日本応援団はなんか嫌な雰囲気になってきた。案の定ドログバ登場後すぐに2点とられ逆転負けしてしまった。





最後に選手たちは観客に挨拶してくれたのだが、この初戦を落としたら駄目でしょう・・・。最終戦のコロンビアに勝つのは苦しいからコートジボワールとギリシャに勝つのが絶対条件なのに・・・グループリーグ突破が怪しくなってきたな。
試合が終わったのはもう夜の12時近くだ。こんな時間に中継するなんて日本のテレビ中継でたくさんの人が見れるようにした日本の都合なんだろうね。
帰りは小雨の中、急いでシャトルバスに乗って駅まで行き、メトロで空港近くの「Aeroporto」駅に向かう。車中のエアコンがめちゃくちゃ寒い。雨に濡れたユニフォームが冷たくこのままでは風邪を引きそうだ・・・。



「Aeroporto」駅から空港までは繋がっているが少し距離がある。昨晩泊まった空港のFUNZONEで寝場所を確保するため早足で歩くが他の人たちもそういうつもりみたいで競歩みたいになった(笑)。この場所が他の人にも知れ渡ったのか、いろんな国の人たちが昨晩よりたくさんいた。仕方ないので今日は床で寝るか・・・。
昨日ココで知り合った若者グループと一緒にゲームコーナーのクッションを借りて床に敷いて寝ていたら係員に怒られた。仕方ないので床に直に寝袋を敷いて寝る事にした。そうこうするうちにどこの国の人かは分からないけど、夜中の飛行機に乗るために休憩していただけなのか、「もう行くからココ使いな」とクッションの場所を譲ってくれた。ありがとう。





寝場所を確保する事が出来たので何か食べる事にした。試合が終わってそのまま夜中や早朝の便で次の場所に移動する人が多いのか、どこのフードコートの店も大行列だった。ピザ屋で30分くらい並んでピザとビールを買って本日の反省会をした。2日間お風呂に入れていないので洗顔シートで体を拭いて歯磨きをした後、ロッカーに預けておいた荷物を取り出し寝袋に一緒に包まって朝まで寝た。明日に続く。
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