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今日は良い天気だ。清々しい朝なので気持ちが良い。昨日の盗難事件もカップヌードル夕食も気にならなくなって来た。あまりに清々しい空気なので庭にあるハンモックに寝てみる。気持ちいいなぁ。ウチにもハンモック欲しくなってきた。

 






別棟のレストランでビュッフェ形式の朝ごはんを食べる。パンが美味しそうだ。ビュッフェによく見られる卵料理とかはまったく無い。フルーツをたくさん盛ってプールサイドのテーブルで食事をした。昨日の夕飯はブラジルに来たのに寂しくカップ麺だったので今朝の食事は美味しく感じられる。

 







プールサイドのテーブルでの朝食の後、プールを見ながらソファーで少しくつろぐ事にした。ブラジルの雑誌もいくつか置いてあるがさっぱり分からない。写真は良くても文字が読めない。
でも、このソファーの周りにはいろいろオブジェが置いてあってすごく可愛い。このセンス好きだな。



このホテルはたくさんアートがある。フロントのお姉さんに聞いたらどこそこに住んでいるアーティストの作品だそうだ。





昨日浴室のシャワーで洗濯をしようと思っていたのにシャワーが壊れていて出来なかった。そこで、天気も良いので宿の洗濯機を借りて洗濯をすることにする。



ここでもホンヤクコンニャクが大活躍した(上部)。日本語を打ち込んでポルトガル語に変換出来るし、それを音声で喋ってもくれる。また、彼らが喋る言葉をマイクで拾ってそれを音声認識したポルトガル語を日本語にもしてくれる。自分たちの耳で聞いてもさっぱり分からずモゾモゾ言っているようにしか聞こえないゴメスやおばちゃんの声もちゃんとポルトガル語にしてくれる。精度は良くないが何も無いよりはマシ。Googleさん、もっと精度を上げて素晴らしいものを作って下さいね!
洗濯をしている間、庭のハンモックで再びノンビリしてみる。庭の木々の花に時々ハチドリが蜜を吸いにくる。シャッターチャンスを狙ったけれどうまくいかず。でも初めてハチドリを生で見れたのでちょっと感動した。




大量の洗濯が終わったので中庭を借りて干した。いつもは宿のシーツなどを干しているであろうこの場所にボクたちの洗濯物がたくさん並ぶ事となった。日本代表ユニフォームもレシフェで雨に濡れたからちゃんと奇麗に乾かしておかないとな。


洗濯物を強い日差しの中に干し終わったので数時間で乾くだろう。今度は自分たちが日焼け止めをしてビーチに行く事にした。昨日水着も盗まれたから部屋着用に持って来ていたユニクロのステテコとTシャツで泳ぐことにする。水着を売っているような店が全く無いので仕方ないかな。部屋に置いておく荷物は昨日の反省を生かしてワイヤーロックをグルグル巻きにしベッドの足に括り付けた。







ビーチは今日もすごい風で波が高い。子供や若者がサーフィンしている。海水浴というよりサーフィンのビーチって感じなのかな。砂浜に打ちつける波が人の背丈よりも高い。日本だとこういう波はなかなか無いのではないだろうか。




それにしてもブラジルは空が青い。海も奇麗だ。このビーチが日本の反対側の大西洋なんだと思うとなんだか遠くに来た実感が湧いてくる。まして、この後行くであろうナタールやリオデジャネイロなどの観光客がたくさんいるビーチではなく、このマラカイペのビーチは人が少なく静寂な感じがすごく好き。どのアングル・サイズで写真を撮っても絵になる。


海の家でビーチパラソルを借りてスコールビールを注文。中瓶1本7レアルだった。空港より安いな・・・。ブラジルのビールはどこで呑んでもギンギンに冷やしてある。以前カンボジアでビールを頼んだ時に温かったので「冷たいのにして欲しい」と言うと氷が出て来た事が何度かあった。それに比べるとブラジルのビールは冷えていて、こんな暑い場所で飲むには最高だ!
せっかくビーチに来たので泳ぎたいが、ビールを飲み始めたし波が高過ぎなので今日は沖まで行かずに足の届く所まで海に入って水遊びをする。水着じゃないけど気持ちイイ〜。
波と何度か遊んでいると彼女がサングラスを波に奪われる。あ〜あ・・・旅行直前にjinsで買ったばかりなのに・・・。


小腹が空いたので食べ物を頼むことにする。でもメニューを見てもポルトガル語でさっぱり分からない。我らがホンヤクコンニャクもこのビーチではネットが繋がらないから使えない。Fritaって唐揚げかな?なんとなくそう思い「Agilha Frita」ってのを頼んでみる。あとビールとカイピリーニャで合計35レアル。何の唐揚げが運ばれてくるのだろう・・・。





 

ビーチ前の店から運ばれて来た唐揚げは魚だった。くちばしが尖っている魚で結構美味い。でもちょっと量が多いな。少ない量をちょっとずついろんな種類を食べたい派なんだよね。
日差しが強いので犬が何匹か客のパラソルやテーブルの下などの日陰にやってくる。ボクたちのところには黒い犬が来てテーブルの下にちょこんと寝転んだ。眠そうな犬を砂に埋めて遊んでいたら犬も気持ち良さそうに眠ってた。なんかノンビリでいいなぁ。



ビーチでノンビリした後はホテルに戻って洗濯の続きをすることにした。途中の家の屋根を見ると大きな樽が置いてある。水のタンクなんだろうけどブラジルの家は屋根にタンクが置いてあるトコが多かった。
昨日の夕飯はカップ麺という淋しいものだったので今日は17時に海の家へ向かう。ちゃんとしたモノが食べたい!・・・でもどこも空いてない。まさかまたカップ麺か?!





薄暗い夜道をレストラン探す。でもやっぱり昨日聞いた店は閉まっている。潰れてるのか?
人通りが少ないメイン通りじゃない道を恐る恐る歩いて行く。街灯も暗い。奥から若者の集団が来てちょっとビビる。ここはブラジルという貧富の差が激しい国で、薄暗い通りを歩く日本人・・・。危険だ・・・。若者とすれ違ってからもまだ進むが何も店らしいものは無い。

奥に何やら灯りを発見した。なんとなく屋台のような気がする。でもこんな暗い通りに屋台があるのか?あそこまで行ってみて違ったら今日も諦めてカップ麺にしよう。



 

何やらおばちゃんと子供たちがいる。ん?屋台じゃないのか?よく見るとHotdogとBatataの文字!



救われた〜。ポテトとホットドッグが食べれるなんて幸せ〜。周りは何もない薄暗いところで結構怖い。でもおばちゃんは優しそう。ホットドッグ2つとポテトで8レアル。安い。


ホットドッグを買って、帰りに昨日の店でビールを買う。この店は夕飯になりそうな食料品はパンとカップ麺くらいしかない。最悪2日連続カップ麺になるハメだったのが、おばちゃんの屋台で救われた。もう営業終了間際でポテトも1つしかなかったけど、暖かい手作りの食事が出来るので幸せだ。部屋に戻ってガーナ対アメリカ戦を見ながら食べる。すごく美味かった。コンビニが街のいたるところに溢れている日本と違い、何も買えない食べれない不自由なブラジルのこの街の夜をそれなりに楽しんだ2日間であった。

明日に続く。
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